リワークへ行く目的と想定外な展開になった話

私は、11月11日(火)より精神疾患のため、休職することになった。

もともとは、心身の不調から限界を感じていたので、私の中では11月中に休職しようと考えていた。

とはいえ、働くことそのもの、会社に対して、嫌いな気持ちが出たわけではないので、復職を考えており、再休職は避けたいと考えていたため、主治医の勧めもあり、リワークへ参加しようと考えていた。

今回は、私がリワークへ参加する目的などについて書いていこうと思う。

 

私がリワークへ参加する目的

自分の思考を変えて、人間関係をはじめとするストレスと上手く付き合えるようにするためだ。

私は、真面目な性格のため、

・雑談のように砕けた話をするなら仕事をしていたい
・適当に考えられない
・自分の仕事は自分の責任を果たそうとする
・最後までやり遂げようとする
・人からの指摘をすべて受け止めてしまう
・ミスを引きずる

といった一面があり、今回、これらが関係して精神疾患になってしまったと考えている。

また、職場の先輩からは、私の職場での雰囲気が気になっていたようで、常にセルフマネジメントができるように、明るい表情で仕事に取り組んだほうがいい、ポジティブに考えたほうがいい(ネガティブすぎる!)、ミスしたら「次どうするか」を考えればいい、といったことをお話しいただいていた。

 

こういったこともあり、休職期間中は自分の思考を変えられるきっかけにしたい、と思いリワークに参加しようと考えたのだ。

 

見学に行った感想

リワークは、その施設によってプログラム内容が異なる。

私が見学に行った施設は、実践型のプログラムだった。

人前で1カ月の目標、それに対してのアクション、といったことを発表し、さらには参加者からフィードバックを得ている様子だった。

今後、ストレスや人間関係などと上手く付き合えるようになりたいので、実践型のプログラムはとても勉強になるし、復職後にも生かせる、と感じた。

ただ、複数箇所に見学に行くことで、自分のイメージするゴールに向かえる場所なのか、実際に活動したことで変化できるイメージを持てるのか否か、といったところを比較できると思うので、今後も可能な限り見学へ行ってみようと思う。

 

想定外な展開:会社から連絡が…

会社の人事の方から、メールが来た。

内容は、

・先ずは休養して体調を整えるように。
⇒リワークは、主治医より復職可能だという診断書が出た後に参加を検討するように。

とのことだった。
(もちろん他の内容もあるがここでは省くことに。)

 

私は、冒頭にも述べた通りもともとは、11月中には休職しようと考えていた。

その際、人事に一言述べてから主治医へ診断書を書いてもらおうと計画していた。

しかし、仕事中に過呼吸が出てしまったことで仕事を続けることに限界を感じ、先に主治医から診断書をもらい人事へ提出したのだった。

そのため、休職の入り方など本来は休職前に聞いておくべきことを聞けずに休職に入ったのだ。

だからこそ、人事からのメールの内容は私の中で想定外だった。

 

 

休むことに徹しようと思っても問題が…

休もうと思っても、どのように休めばいいのかわからない。

さらには、休職して数日経ったが、「自分は本当にメンタル不調なのか」、「どんなところに調子の悪さが出ているのか」がわからない。

何故なら、うつ病のように精神疾患の方というのは、

・朝目覚めても布団から起き上がれない
・やる気がなく家でぐったりしている
・睡眠がまともに取れていない

といった「本当に体を動かせない」という状態にあると思う。

ただ、私は幸いなことにそこまで酷くない。

もちろん、今までよりもやる気・意欲の低下、集中力の低下、疲労感や倦怠感が出る、夜寝ていても目が覚めることが多くなった、ということがあるにせよ、なんだかんだ言ってスタバで勉強したり、長く続かなくてもジムで運動したりできている。

何が言いたいのかというと、私の場合、どのラインが「治った」と言えるのかがイメージつかないということだ。

 

Chat GPTに相談した結果

💡なぜ「病気だと実感しにくい」のか

精神疾患(うつ病やパニック障害など)は、**“ストレスに反応して出る病気”**なんです。
つまり、

  • 外的なプレッシャー(仕事・人間関係・責任など)

  • 頑張ろうとする緊張状態
    こうしたものが引き金になって症状が出ることが多い。

だから、休職に入ってそのプレッシャー源が一旦取り除かれると、
→ 一見「普通に戻ったように感じる」んです。
でもこれは“治った”のではなく、“刺激がなくて落ち着いているだけ”という状態に近いです。

●感覚をつかみやすくするためのヒント

「自分が病気かどうか」を白黒で考えるより、
次のように“グラデーション”でとらえるのが現実的です👇

状態 特徴 あなたの今の様子との照らし合わせ
発症・急性期 強い不安、涙、過呼吸、職場に行けない 先月の状態
回復初期 倦怠感・疲れやすさ・集中力の低下 今のあなた
安定期 体調は落ち着くが、負荷をかけると再発しやすい これからの時期
再発予防期 無理せず、自分の限界を掴みながら生活 目指すところ

🕊 今の時期の過ごし方

今のあなたの段階(回復初期)では、

  • 「焦らずに“体力を戻す時期”なんだ」と理解する

  • 「働けそう」に見えても、働いたらまた崩れる可能性がある

  • 無理せず“できること”を少しずつ広げる

たとえば:

  • 朝決まった時間に起きる

  • 軽い家事や散歩をする

  • 日記で体調や気分をメモする

  • こういう「リハビリ的な行動」で十分なんです。

💬 そして…

「病気なのか実感できない」と思えるのは、回復の兆しが出てきているサインでもあります。

でも今はまだ、“本調子じゃないことを忘れずに”がとても大事なポイントです。

これらを言われると、ここまでの私の経験と照らし合わせると妙に納得してしまうところがある。

確かに負荷がかかると、症状が出る。

お盆(夏季休暇)明けは、講座(会計系の社会人コミュニティ)を辞めていたこともあり、ストレスが軽減され「もう大丈夫だ!」と思っていた。

しかし、休み明けでは仕事中に少しのストレスでも涙が出るし、その翌週には対人関係にて対処法や整理の仕方がわからず、過呼吸を起こした。

今はストレス源を取り除いたことで、症状が落ち着いているだけなのかもしれない。

あなたの今の状態はまさに「ストレス源を取り除いたことで安定している時期」です。
これは「治った」ではなく「心が一旦安全モードに戻った」状態なんです。

身体にたとえると──

風邪を引いて高熱が出たとき、薬を飲んで熱が下がっても、まだ体の中では回復途中で、無理するとぶり返す。
それと同じです。

心も、ストレスで炎症を起こしていた状態から、ようやく熱が引いて落ち着いているところです。
でも、根本的な体力(メンタルの耐性)はまだ完全には戻っていません。


🔄 ここから大切なのは「回復→再構築」の段階

休職中にやるべきことは、治療というよりもリハビリに近いんです。

  1. 回復(休む)

    • 睡眠・食事・軽い運動を整える

    • 「何もしない時間」を“悪”と思わない

  2. 再構築(ゆるく生活を慣らす)

    • 簡単な家事、短時間の外出

    • 感情が揺れた時に「今こう感じてるな」と気づくだけでOK

  3. 再発予防(職場復帰を見据えて)

    • どんな時にストレスを感じやすいか

    • どうすれば無理をし過ぎないで済むか

    • 医師やカウンセラーと一緒に整理していく


💬 そして今のあなたのように

「もう大丈夫かも」→「やっぱりダメだった」
という波は、**うつ病・パニック障害の回復過程で“全員が通る道”**です。

波を繰り返しながら、少しずつ「戻る速さ」が早くなり、「落ち込みの深さ」が浅くなっていく。
これが本当の回復の形です。

今後、長く働くためにも、よりよい生活を送るためにも、思い切って休むことが大事なんだと感じる。

休職期間中は何をやるのか?

リワークは、主治医より再就職可能という診断書が出た後に検討するように会社から言われている。

それなら、本当の本当に休んでいる期間には何をしていればいいのか?

 

簿記学習

私は、簿記3,2級は持っている。

しかし、簿記1級の学習や実務においてその知識が使えていないことを感じた。

なので、この機会に先ずは、簿記3,2級を勉強しなおすことにした。

もちろん、試験は受験するし満点を狙っている。

 

読書

会社の保健師の方から言われたし、私自身も感じていることだが、私は繊細さを持っていると思う。

いわゆるHSP気質と言ったらわかりやすいだろうか。

今の自分の特徴を知り、そして自分の扱い方を知る。これらを読書を通じて学んでいきたい。

また、そのほかのメンタル系の本も読み、自分の心の保ち方を学んでいきたい。

 

運動

簿記学習と読書は、座って行うことが多いがそれだけだと体に良くないと思うので、多少の負荷をかけ、筋肉に刺激を与えたり、体に負荷をかけるべく運動をやりたいと考えている。

週に3日以上を目標にしたい。

最近気づいたが、運動するにしても集中力ややる気が続かない状態であるため、無理にやろうとせず、契約しているジムに行き、ランニングマシン30分だけでもいいので行動に移す。

それだけで十分な気がする。

 

その他

・映画鑑賞(疑似体験ができ自分の価値観・世界観が変わる気がする)
・旅行(飛行機に乗って国内旅行をしてみたい)
・トヨタ会館へ行く(自動車部品メーカーにいるので業界や完成車メーカーのことを知るために)

 

最後に:休職期間は、過去の自分に戻らないための準備期間

今まで資本主義社会から取り残されないように、と思って仕事やブログなどの自己啓発を頑張ってきた。

そのため、どうしても立ち止まること・休むことに違和感を感じる。

しかし、今はその違和感を感じても体が限界だと悲鳴を上げた以上は、休むしかない。

安静にするしかない。負荷をかけられないし、かけたとしても耐えられない。

私の場合、不幸中の幸いなのかおそらくうつ病の中でも軽度で済んでいると思う。

うつ病は、再発する可能性があり、休職したとしても復職後、再休職になってしまうケースだってあると聞いたことがある。

それならば、その休んでいる期間をトータルで考えたときに短くできるよう今は、思い切って休まないといけない。それが私の仕事だし、私の責任だと思う。

ここは、良い意味でも仕事環境や生活環境に甘えて休んでいこうではないか!

 

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