生きていると・組織に身を置くと、ネットや人からいろいろと情報が入ってくる。
だからこそ、自分がいるフェース(現在地)を知っているというのは、情報の取捨選択につながり、心の安定につながるのではないかと思う。
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意識高い系のコミュニティにいた頃の自分
私は、2024年1月~2025年7月末まで会計系の社会人コミュニティにいた。
そのコミュニティは、簿記3,2級を取得したいと考え入会する人が多数いる。
ちなみに、私は簿記2級の取得と未経験においての経理転職を希望して入会した。
オンラインでつながっており、日報や成果などをチャット上で見ることができ、どの人がどの程度の活動を行っているかをなんとなくではあるが、把握することが可能だ。
そして、オンラインコミュニティにいるということは、主催者がいてその人から指導を受けたいと考え入るので、その人のやり方をどれだけ吸収できるかがその人との関係性やコミュニティでの立ち位置、そして自分の実力を確立する上で大切になってくる。
私は、無事に簿記2級・MOSを取得し、転職先も決めることができた。
その後、コミュニティに残り簿記1級の取得に向けて日々勉強に励んだ。
しかし…
主催者のやり方では日々の学習の定着が追い付かない。
その人のやり方が間違っているということではなく、純粋に私の簿記の知識が追い付かない。
元々、転職するために簿記2級を取ったということもあり、合格点を取れれば良い、という考えで取り組んでいたので、手を動かせたけど理屈までは理解できていなかった。
なので、いざ簿記1級を学習した後は、「わからないところがわからない」という状態が6カ月間くらい続いた。
朝3時過ぎに起床したり、業務後だってコワーキングスペースへ行ったりと学習時間の確保と環境整備はしたが、いっこうに定着する気配がしない。
また、転職したてということもあり、業務も覚えていかないといけない中での学習ということもあり、両立に苦労した。
転職後の会社・経理(管理会計)をやってみたところ…
経理だけでなく製造業未経験で入社したわけだが、ビジネスモデルや四則演算、迅速に・正確に進めること、といった点で苦労した。
しかも、コミュニケーションが難しい。これも経験が足りないからだと思いたいが…、相手の意図が汲めない。だからこそ、部長にPLの償却費を調査するように言われた時には、「どんな情報を集めれば伝わるのか」が見えなかった。
また、思いのほか、「思考」して取り組む機会があり、正直言うと、ここまでの社会人生活において自分がそのフェーズまで仕事をしたことがなかった。
今までいくつかの職種を転々としており、基本的に指示に従い、マニュアルをもとに作業を進めることが多かった。
だからこそ、「思考」して進める考え方、どの程度を考えればいいのかの塩梅もわからなかった。
先輩や同僚へ相談したが身にならず
もちろん、周囲の方には相談した。
しかし、その方たちのやり方や考え方を実践できるほどのフェーズにいなかった。
効率よくやろうと思っても、その効率の良いやり方が、どんなやり方なのかイメージがつかなかったり、PLの数字の意味だって理解できず。
上司が同僚と話しているのを盗み聞きしたのだが、私がやっているような定例業務は3カ月あれば誰でもできるようなレベルらしい。
しかし、私はそれ以上かかっていた。それくらいの能力なのだ。
どんなメンタルで取り組めばよかったのか?
先輩や同僚のような(経理・製造業で働くということ、など)積み上げがない分、見劣りするのは仕方ないかもしれない。
ただ、それを知った上でもどんなメンタルで仕事をすればよかったのか?
ここは今後の課題だ。
最後に:アドバイスを実践することで相手とのコミュニケーションになる
人のアドバイスを実行することは、相手とのコミュニケーションになるから実践したほうがいい。
しかも、精度高くやることで、おそらく教わったことができなかったときに相談に乗ってもらえるはずだ。
なので、今後もアドバイスを求めたらそれを実践していきたい。
ただ、私自身、人からのアドバイスを通じて物事が上手くいったのか?
目の前のことだったら上手くいったが、長期で見たときに身になっていない気がしている。
なので、相手が言ったことを実践しつつも、自分のオリジナリティを出すことも念頭に取り組む必要があるかもしれない。
それも自分のフェーズ(現在地)を知っている・知ろうとしていることで、その時々にあった手段が見つかるのではないか?
