簿記3,2級の再受験を辞めた理由は、「目的・目標」を持つことに疑問を感じたから

11月18日にふと思ったので今回、記事にしてみようと思う。

今までを振り返ってみると、常に目的・目標を持ったり、目的・目標を探したりしていた。

ただ、ふと思ったのだ。

・もし目的や目標なく勉強をやったら自分ってどんな反応するのかな?
・今の自分は本当に目的や目標って必要なの?
・目的や目標がない生き方をしたら自分ってどうなるんだろう?

今後の自分のためにも思考整理をしていく。

 

 

目標・目的を持つことに疑問を感じた

私は、今の会社へ未経験の経理として転職した。

そして、現在はメンタルの調整が悪く休職中だ。

この間は、休むことがメインだが、どうやって休めば良いのかわからず、また、実務を通じて勉強してきたことが定着していないと感じたので、休職期間中に簿記3,2級を勉強しなおそうと考えた。

実際にそれぞれのテキストや過去問を購入し、それぞれの試験の申込だってやった。

しかも、スマホへstudyplusというアプリを入れ、時間管理をやろうと考えていた。

休職が決まった日から、4日間3級のテキストを読んだり、例題を解いたりできた。

しかし、旅行をきっかけに”全く!”やる気が出ない。テキストを開こうと思えない。

思い切って簿記3,2級の受験はやめた。

 

今までも勉強をやりたくない日はあった

今までも勉強を全くやらない日だってあった。勉強をやりたくない日だってあった。

それでも、「取り敢えずやろう!」と思ってテキストを開き、読んだり問題を解いているうちにリズムができ2時間、3時間と取り組むことができた。

ただ、今回はその「取り敢えずやろう!」が思えない。全く手につかない。

そこで思ったのだ。

・もし目的や目標なく勉強をやったら自分ってどんな反応するのかな?
・今の自分は本当に目的や目標って必要なの?
・目的や目標がない生き方をしたら自分ってどうなるんだろう?

 

 

今までの自分は、目的・目標を持とうと考えていたが・・・

私は、これまでにブログでお金を稼ごうとしたり、知識・スキルをつけようとしたりしてきた。

その際は、こんなことを考えていた。

・お金をいくら稼ぐのか?
・お金を稼ぎたいのはなぜ?
・ブログでどのくらい稼ぐ?
・ITパスポートはなぜ勉強しているの?
・プログラミングを勉強しているのはなぜ?
・簿記2級はなぜ取りたいの?
・なぜ経理へ転職したいの?
・簿記1級はなぜ取りたいの?

 

これらを考えてきたが、自分の中で答えを見いだせ、最後までやり遂げられたのは、この2つくらいだ。

・簿記2級はなぜ取りたいの?
⇒経理へ転職したいから。

・なぜ経理へ転職したいの?
⇒簿記の学習で数字の流れが見れたときに面白さを感じ、経理に興味を持ったから。
⇒当時いた会社の部長クラスの方たちから経理が向いていると言っていただけ、自分の性格などを活かせる職業だと思ったから。

 

他は、正直言うと、自分の中で「これ!」というのが無かった。

 

お金稼ぎやブログで稼ぐこと

YouTubeなどネット上の情報を通じて「お金は稼げるようになったほうが良いものなんだ」と思い、「なんか必要そう」、「将来の自分が生活に苦しまないために」という思いがあり取り組んでみた。

実際にやってみると、続けることはできた。

特に、ブログはコミュニティに所属したこともあり、講師の方やトップの方から教わる機会が充実感・納得感があり、フィードバックを得たい、好かれたい、という思いから続けられていたと思う。

しかし、転職や簿記の勉強といったやりたいこと・やらなければいけないことが出てきたときに、優先順位が下がったし、気持ちも離れていった。

 

ITパスポート

当時いた会社で取得するように言われていたから勉強した。

実際に勉強してみると、全く頭に入ってこない。

「これ何のために勉強するの?」と思いながら勉強していた。

10回近く受験したかもしれない。

ほぼ嫌々勉強していた気がする。

 

 

プログラミング

当時、交代勤務をしていたこともあり、時間や場所にとらわれない仕事をしたいという思いから勉強した。

また、その思いからYouTubeを観ているうちに、プログラミングができることでお金を稼げて、フルリモートで働ける、そんな世界への憧れ、きらびやかな景色を想像し、プログラミングスクールへ通うことにした。

スクール内では、講師の方の指導の下、サービスを作る必要がある。

しかし、自習の際は、サービスを作るよりProgateのようなオンライン講座を必死にやっており、サービスを作るのはほとんど進んでいなかった。

しかし、プログラミングはITのスキルを活用してモノづくりをしたり、業務を効率化したりといったことが目的にあるスキルのような気がして、私自身、そういったものが無かった。

それを認識したとき、「何のためにプログラミングを勉強しているんだ?」と思い続け、一気にプログラミングへの熱が下がり、「プログラミングは向いていないのでは?」と思い勉強とスクールを辞めることにした。

 

簿記1級

経理へ転職後、同僚と会計の知識をもとにコミュニケーションを取れるようになりたいと思ったので、学習することにした。

ただ、それだけでなく当時所属していたコミュニティに居続けたい、という組織への帰属意識、頑張る人でいたい、みたいなものが強かった。

そして、勉強は6カ月くらいは続いたが、続けられたのはそこのトップの人から怒られないように、というのが強かったからになる。

勉強を開始した当初の目的である「同僚と会計の知識をもとにコミュニケーションを取れるようになりたい」がいつの間にか消えていた。

実際に、勉強しても頭に入ってこないし、毎週の確認テスト(1週間取り組んだ問題を解く)では満点取れない。

さらには、勉強したことが脳に定着していないのにも関わらず、定着するための方法が思い浮かばない。PDCAを回せない。

コミュニティは、体調不良により退会し、少しだけ簿記への思いはあり、予備校へ通うことを検討した。

しかし、2025年11月19日現在、簿記への思いは全く湧いてこない。

 

今までは背中を押されてきたから、目的・目標が必要だったのかもしれない

ITパスポートの学習以外は、コミュニティへ所属していた。

コミュニティへ所属するということは、基本的に誰かの教えを受けることになる。

そして、教える側は相手を動かしたい、自分の思いを実現させたい、といった考えがあるはず。

そうなると、取り組む目的・目標を意識させるはずだ。

これまでは、教わる相手がいて取り組んでいたので、私は自然と勉強などに取り組むには「目的・目標がないとダメなんだ」と考えてしまっていた。その考えが私自身に染みついているのかもしれない。

 

 

意識高い人・成果を出している人の声を参考にしていた

また、教えを受けてきた人たちは、基本的には自分の身近にいないような方たちなので、いわゆる”意識が高い”人たちになる。

私は、学生時代から自信がない人間であり、自信を手に入れようとイチローさんをはじめとする野球選手の考え方を手に入れようとしたり、ホリエモンのような活躍していると思われる人の声を聴いてきた。

そういった力のある声を聴いていると、その人たちの考えが正だと認識することに。

だから、勉強するにしても副業するにしても、目的・目標が必要だと思うし、継続させないといけないと思ってしまう。

 

目的・目標を持つメリット

今までの人生は、基本的に目的・目標を持とうとしていたり、実際に持って活動したりしてきた。

そして、今ではその2つを持って取り組むことに疑問を感じているわけだが、目的・目標を持つメリットだってあると思っている。

・継続しやすい
・2つに関係ないことを捨てることができる
・成し遂げるために生活を改善できる
・日々、取り組むことが決まっているので、行動や思考がブレにくい
・成し遂げる過程が自分磨きとなり自信となる
・自分の居場所を自分で選べる
・計画性が身につく

 

特に、継続しやすい、というのは私自身、身をもって体感した。

ブログは、休日なら毎日書いて投稿していたし、簿記1級の学習は結果的に6カ月できた。

また、簿記1級の学習では、朝4時から学習したり、業務後に1時間学習したりと生活の改善だって図れた。

取り組んでいた理由は何であれ、目的・目標をもって取り組むことは、自分を変化させられる、そんなきっかけを持っているのかもしれない。

 

結果を目指す目標・目的を一時的に持たない自分

今は、目的・目標なんか持つ気になれない。

何故なら、何も湧いてこないから。

世の中は、「SMARTな目標を立てよう」「明確なゴールが必要」といった風潮がある気がする。

目標がある、なりたい自分などがあるのに何もやらない、挫けてしまう人、そんな人は目的・目標を持ったほうが進めやすいし、成し遂げやすくなるはずだ。

調べてみると、私がイメージする簿記1級を取得する、月収○○円達成する、というのは、「結果」が基準になるタイプの「 達成型目標(アウトカム目標)」という目標になるようだ。

”目標”には、上記以外にもあり、

・行動型目標(プロセス目標)
例)毎日10分だけ勉強する、動画を1本観る、興味が向いたらページを開く
達成できなくてもダメージが小さい目標になる。

・方向性(方針)だけ決める目標
「学びを続けたいな」という“方向”を少しイメージするだけ。
計画も数字も必要なし。

というのがあるとのこと。

私には、この2つが合っているんじゃないかと思う。

 

最後に:続きは別記事で

実は、私の中では「今後、どんな取り組みをするのか」というのをこの記事で書く予定だった。

しかし、思いのほか、3,000字を超えてしまっていて、もしかすると10,000字になるかもしれないので、続きは別記事で書いていこうと思う。

それにしても、目標というのは達成型目標だけかと思ったが、そうでもないというのは新たな発見だ。

そして、この記事を書いていて思うのだが、人それぞれに目標の立て方は異なるのではないかと思った。

だからこそ、今の自分が置かれたフェーズを知り、それに合わせて計画を立てるというのは自分の興味や体調を守る上でも必要だと思った。

 

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