私は、現在、休職中になる。
最近、2つのリワークの見学へ行ったのだが、その際に休職前に仕事で感じていたことが何となく解決できたので、今回はこの内容を書いていこうと思う。
なんで自分って質問できないんだろう?
これは、先輩や上司から仕事を教わる度に感じていたことだ。
私は、28歳の頃に業界・業種未経験で製造業の車部品メーカーの経理(管理会計)へ転職することができた。
入社後、先輩や上司からPL(損益計算書)の計算ロジック、システムの流れ、分析方法、などなど色々なことを教えていただいた。
しかし、教えていただく際は常に受け身のような感じだった。
ひたすら、情報を浴びまくっている状況で、それを自分の中へ落とし込むこと、理解すること、だって難しく、さらには「質問はある?」と聞かれても「何を質問すればいいんだ?」となっており質問だってできていなかった。
自分の能力の低さを感じ、自分を責めた時期もあった。
当時は、「質問を全くしないのは人間関係を築くうえでまずい!」と危機感を感じ、分かった風にふるまってしまい、質問していた。
(矛盾していないか・・・?(笑))
そして、演出するにしても限界を感じ、コミュニケーションが取れていない気がして簿記1級を勉強しようと思い、実際に勉強した。
(チンプンカンプンで今となっては何も身になっていない・・・)
そもそも比較材料(経験)がないから質問できないのでは?
私が思うに、「質問をしたくてもできない」という状況は比較材料がないからだと思う。
現在、うつ病で休職中、リワークへ参加しようと見学へ行った。
2か所へ見学へ行ったのだが、1か所目と2か所目では得られた情報や質問する量が異なる。
気になる方は、こちらをご覧いただきたい。
事前にネットで情報を得ていたが、その際は書いてある内容が同じだと思ってしまい、差別化を図れていなかった。
(自分の読解力の低さが関係してそうw)
しかし、実際に足を運んでみると、ネット上の情報が示していることと結びついたり、1つ目を見学したのをもとに2つ目を見学したりできたので、特に2つ目は話を聞きながら「これ聞いてみたい」と自然と疑問が思い浮かんだ。
仕事も同じはず!
私が所属する経理部は、管理会計と財務会計の2つのチームがある。
そのうち私は、管理会計に属しているが、私以外にもう一人私と同じレベルの仕事をしている方がいる。
その方は、財務会計出身の方であり、管理会計には7月ごろ本格的に参入してきた。
当たり前のことだが、私とは比べ物にならないくらい呑み込みが早い。
上司とのコミュニケーションだってスムーズだ。
もちろん、その方が持つ能力の高さも関係してると思うが、財務会計というまた違ったジャンルの経理を経験していることで、その時に学んだことを管理会計でも応用したり、その時の考えをもとに教育を受けたり、実務を進める中で疑問が生まれたりしているのではないかと考えている。
なので、仕事でも比較材料(経験)を持っているか否かが、質問ができる・できないに関係していると思うのだ。
最後に:今自分に必要なのは経験
私は、どうしても先輩や同僚と比較して、その人たちになりきろうとしてしまう。
また、自分のようになかなか理解できないというのは、周りの人たちには理解し難いことだとも感じている。
しかし、ここは自分軸を持つことが必要で、今の自分には経験が必要なはずだ。
だから、人から笑われても恥ずかしがることなく、「知らない自分」「できない自分」を受け入れ、その都度軌道修正していくことが必要だと思う。
ここに負荷を感じ、周りの人から理解されないからこそ、だれかになりきろうとしてしまう(わかったふりなど)。
休職中は休みつつも、リワークを通じて会社での立ち振る舞いなどを学べたらうれしい。
