【感想】リワークの見学へ行ってみた!雰囲気などは施設によって異なる。

私は、メンタルの調子が悪く、休職した。

元々は、休職期間中にリワークへ通おうと考えていたので、見学の申込を実施。

会社からは、調子が整ってからリワークを検討するように話があったので、今は見学どまりだが、今後のためにも、見学に行った感想をまとめていきたいと思う。

 

リワークへ通う目的

過去に記事として書いたことがあるが、改めて述べてみたい。

リワークへ行く目的と想定外な展開になった話

 

リワークへ通う目的は、復職後に長く仕事ができるように自分の考え方を改めてたり、自分への理解を深めることだ。

私の性格は、真面目な部分がありつつ、その真面目さがストレスを溜め込んでしまうことにもなる。

今回の休職がまさにこれだ。

そんな私でも、人の言葉だったり、自分がミスしたときだったり、そういったときに気持ちと考えをコントロールできれば、ストレスを溜めにくくなり、長く働けるはず。

自分をコントロールできるようになりたい、リワークではそれを身に着け、そして復職したいのだ。

 

リワークの見学へ行った感想

私は当初、

・どの施設もやることは同じ
・手芸やったり、メンバーと一緒に散歩したりといったラフなプログラム

というイメージを持っていた。

しかし、実際に行ってみると、私のイメージとは異なることが多かった。

以下より見学へ行った施設順に書いていく。

①職場の近く

最初に行ったのは、職場の近くの施設になる。

・少人数(定員が決まっている)
・年季の入った建物
・駅から近い(徒歩5分くらい?)
・職場から近い
・真剣に取り組む雰囲気があった
・復職に向けて対策を考えたり、考えたことをアウトプットし、フィードバックを得られる機会が多い
⇒プログラムを見る限り、ほぼ毎日このような場がある印象がある。

 

この施設へ通うメリット

職場と同じ行き方で通えることになる。

休職して感じたが、物凄く体力が落ちているので、その体力を戻すためにも、リワークへ参加することだけでなく、実際のルートで行けると、安心して復職できる気がした。

 

他にも、自分の考えをアウトプットし、フィードバックを得られる場があるということだ。

こういった場は、ストレスがかかる分、自分がどんなところでストレスを感じやすいか、というのがわかる。

さらには、他の方の話を聞いたり、フィードバックを得たりすることで、新たな視点を宿せる。

復職を考えたときに、ストレス耐性と向き合い方を知れる、さらには自分以外の視点を知れるというのは貴重な経験だと思う。

 

この施設へ通うデメリット

職場の近くということもあり、施設へ行くたびに、休職前のことを思い出してしまう恐れがあるということだ。

実際に見学へ行ったときは、動悸がしたり、呼吸が少し荒くなっていた。

リワークは、復職に向けて自分を見つめなおすだけでなく、体力付けたり、生活リズムを整えたり、「復職できるんだ」という自信を手に入れたり、といった場だと思う。

そのため、復職の準備として職場の近くの施設に通うというのは一見、良いアイデアだと思ったのだが、体調が芳しくなければリワークへ参加することに意味を見いだせなくなってしまう。

 

また、真剣に取り組む雰囲気、というのも私にとってはデメリットに働く可能性があると感じた。

私の性格は、真面目な分、おそらくこういった場でも真面目に取り組む。

目の前のことに真剣になり、黙々と考えるだろうし、人との雑談だって少ないだろう。

また、思考が塞ぎこみがちになったりする恐れだってありそうだ。

過去に会計系の社会人コミュニティにいた頃は、その場の頑張る雰囲気に合わせてしまい自分自身が苦しくなった経験がある。

真剣に取り組むことは大事だし、真剣に取り組むからこそ自分と向き合えると思うのだが、どうも私の性格とマッチしない気がする。

 

 

②地元の施設

次に参加した施設は、地元になる。

・無料送迎バスがある
⇒徒歩で行くと40分くらいかかる。
・施設が新しい(明るい雰囲気がある)
・医師や薬剤師などの専門スタッフへアドバイスを求めることができる
・グループで活動する機会が多い印象
⇒グループの中で発表などをしあう模様
・見学時のスタッフが私に寄り添った声掛けをしてくださった
⇒「体調が落ち着いてからリワークを活用したほうがいいかもしれませんね」
※会社の方針と一緒だった!ちょっぴり安心感を感じた。
・制作物などが施設内に展示されることがある
⇒職員の方が参加される方たちを飽きさせないように工夫しているみたい
・職員の方と雑談できるような距離の近さを感じた
⇒スタッフルームがオープンな場所にある
・リワーク卒業生と交流できる場がある
・リワークへ参加する定員はない模様
⇒過去に定員に達したことがあっても、1回、2回程度になるとか。

 

この施設へ通うメリット

人と関わる機会が多いという点になる。

これは、私が実際に休職したのが上司や同僚との関係が築きにくかった、という点にあると考えているので、人間関係の築き方みたいなものを実践の場で学べるのではないかと感じた。

ストレス対処法やストレスの原因を考えることだってできる。

それに、卒業生や専門スタッフと関われる可能性があるというのも私にとっては大きいと思う。

復職後の職場の反応だったり、部署異動したか否か、ストレスとの向き合い方などを知れる機会があるのは、復職を希望する私にとって貴重な場になる。

 

また、施設自体の雰囲気が明るい気がしたし、集団行動を伴う分、ラフな人間関係を築ける気もした。

私は、真面目な分、少しくだけ多様な要素を自分に宿したいので、環境からラフな感じであると、その雰囲気に合わせた自分を演出でき、「こんな感じでふるまえばいい」「こんな考え方をしてもいい」と感じ取れる気がした。

 

この施設のデメリット

地元である分、知り合いとばったり顔を合わせることがある可能性があるということだ。

自分が休職してリワークへ通っているというのは、地元の人に知れ渡ると、変な噂を流されてしまうことだってある。

そこが大きく気になるところ。

また、集団行動となると、自分の生い立ちだったり、休職したことだった理を話す機会がおそらくある。

「話さなきゃいけない雰囲気」というのを感じて気疲れしてしまうことだってある。

しかし、これはコミュニケーションを取る上でも、その場のしのぎ方などを考える機会になるし、オープンでいるからこそ、良好な関係を築けるものだったりするので、それも1つの勉強になる気がする。

 

最後に:ネット上の情報だけではわからないことばかり

まさにこの見出し通り。

ネットでその施設のことを調べたが、正直言うと、私の中でここまで落とし込むことはできなかった。

実際に足を運ぶからこそ感じ取れること、見えてくることがある。

リワーク参加に向けてあと2,3か月はかかりそうだが、体調を整えつつ、自分に適したリワーク先を決めていきたい。

 

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