<私のパターン>うつ病の治療は、焦らず段階を踏むことが有効らしい

最近、カウンセリングがありその内容をアウトプットしていく。

内容としては、リワークや復職に向けたステップの説明だった。

 

療養優先する

これは、会社の方針だ。

私は、主治医と話し合い、休職当初、復職に向けて1日でも早くリワークへ通うことを考えていた。

しかし、会社としては療養を優先し、休職前の60%くらいのパフォーマンスを発揮できる状態にてリワークを検討するようにとのことだった。

これには、驚いたし、ありがたさを感じた。

私の中では、今回の休職とは同じことで休職しないよう自分を見つめなおす期間だと定めており、そのためにリワークを活用するのが良いと考えていた。

なので、「療養」するというよりは、自分の課題を解決し、1日でも早く復帰しようと考えていたのだった。

 

主治医から言われた休職中のステップ

①睡眠時間の確保⇨寝たいだけ寝る
運動や勉強はやりたいならやる程度でオッケー。

起床時間を定めた仕事に向けたリズム作りは、睡眠時間の確保ができてからにする。

②運動療法
復職に向けた体力づくり。

③座位にて集中してできるか否か

 

私は、①のステップにて

・勉強したくても勉強時間が30分の時もあれば、1.5時間の時もあり、過去には2,3時間できていた日があったのにそれに到底及ばない量だったので、嫌気が指すことがあった。

・スポーツジムで運動しても30分ランニングマシンで汗を流した後、筋トレをやろうと思っても全くやる気が出ない。惰性でやっていたこともあり、ショックを受けていた。

というのがあった。

しかし、主治医曰く勉強や運動をやるステップではないので、できなくて問題なしとのこと。

また、運動をやるにしてもスポーツジムに行けた、走れた、といったできたことに目を向ける、できなかったとしてもできたことと併せて「収穫があった」と表現されていた。

私は、自分の思い通りにできたorできなかった、を判断してしまっており、主治医のように「収穫があった」という考えが持てたら、だいぶ気持ちが楽になると感じた。

 

 

復職可能の判断はどうやって判断すれば良いのか?

仕事に対する意欲が湧いてきたら、それが復職が可能だということらしい。(目安:2,3か月)

 

私は、今年の4月末から仕事量や責任が増えた。

先輩や上司に教わりながら進めていたが、頭も心もついていけず、上司と話すときには声が出なかったり、会話の時には人と目を合わせることができなかったりするくらい、ビビっている状態だった。

そして、8月の夏季休暇を迎え、仕事から離れプレッシャーがない状況だったので、心身共に休めたと考えていた。

しかし、休み明けには先輩との会話で少々ストレスがかかると涙が出るし、その後、別の日には先輩から自分が数字を作ったPLの勘定科目にはどんな費用が入っているのか、というのを把握するように言われた。

また、上司からは工場の方で修正した材料費を工場の方と連携せずに直すように言われ、その際に「工場の方へ任せていることなので、連携を取った上で修正したほうが良いのではないか」と提案したところふてくされてしまい、「あなたの好きにやっていいよ」と言われてしまい、さらには見放された感を感じたので私自身、どうすればいいのかわからず、混乱した。

2つのことが重なり、気持ちを落ち着かせようとオフィスの外へ出たときに、過呼吸になり、救護室へ運ばれた。

こういった経験もあり、会社から提示されたときには復職可能とはどのような判断をすればよいかわからなかった。

ただ、主治医と会話したことで、仕事に対して前向きな気持ちが出たときがそのタイミングだと言われ、さらには自然とそういう気持ちになるとのことだったので、少々肩の荷が下りた。

その他主治医と話した内容

休職中に休職前の60%くらいまで回復させ、リワークで100%に近づけるためのリハビリを行うとのことだった。

このように、目指す姿を提示していただけ、ほっと一安心した。

リワークはリワークの負荷があり、しかも、専門スタッフが見ているので客観的に復職できるか否か、といったところを判断されるので、活動の大変さがあるとのことだった。

また、休職前より少しずつ現れていた疲労感、倦怠感、体力低下、やる気の低下は、うつ症状になるらしい。

しかも、睡眠中に2,3回目を覚ますことがあるので、軽度の睡眠障害があるとか。

個人的には、薬の影響もある気がしているけど、11月上旬に過呼吸で救護室へ運ばれた件と併せて考えたときに、心身に不調をきたしていることは確かなので、現実を受け止めていきたい。

 

最後に:良い会社に入れたんだと感じた

休職後、会社よりリワークへ行くことを前提とした休業期間を設定しないと連絡があったとき、本当に良い会社へ入社できたんだと感じた。

私のイメージとしては、メンタル不調で休職したときは、療養と同時に復職に向けた準備をするものだと考えていた。

療養と復職準備を分けて考えている、そんな会社に入れた自分は運が良い。

今回の休職を機に休職前の自分ではなく新たな自分になって復職できるよう自分と向き合っていきたい。

 

ps.

自立支援医療の申請は、先週実施したが、私が住む自治体は個人情報の管理が厳しいようで、原本が届かないと1割負担にならないんだとか。

残念ではあるが、こういうことを知れたこと自体に感謝したい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)