私は、8月末ごろに仕事中に過呼吸となり、翌日、精神科を受診。
そこで、うつ病とパニック障害の診断を受けた。
さらに、11月6日にも仕事中に過呼吸となり、休職する運びとなった。
自分の性格など踏まえて、今まで精神疾患にならなかった理由を考えてみたい。
自分の性格
・真面目…責任感が強く、一人で抱え込んでしまいがち
・繊細さ…人に言われたこと、自分がミスしたことを引きずりやすい。
・周りの目を気にする…「こんなことを言ったら相手はどう思うのか」「今の発言大丈夫だったかな?」
・議論するのが苦手…相手に対して自分の意見を言うのが苦手。相手の意見を受け入れる。
・孤独感を感じる…人を信用して頼れなかったり、「自分一人だけつらい」と思いがち
実際に一人でため込んでいた時期もあった
私は、小学校1年生から野球をやっていた。
中学校時代は、地元の硬式野球チームへ所属し、2年生の秋ごろからキャプテンをやらせてもらった。
今思うと、この時は、一人で責任を抱えていたと思う。私以外にもキャプテンはいたし、副キャプテンだっていた。
しかし、自分がやるべきことをやらないといけない、どうしたらいいのかわからない、こんな状態では相談できないし、こんな真面目なことを考えなくてもいいかもしれないので周りを巻き込みたくなかった。
しかも、キャプテンになった以上は”自分が”チームを引っ張らないといけないと考えており、当時のキャプテン像は”自分が声を出してチームが盛り上がり、みんなが自然に乗っていく”というのをイメージしていたので、なかなか同級生や指導者に相談することだってできなかった。
なので、練習中でもどうして良いかわからず、ボールを取れなかったり、打てなかったりすると泣くことだってあった。
また、高校時代は親元を離れ野球部のマネージャーをやっていた。
1年生の頃には、コーチへ嘘をついてしまい、激怒され、それを忘れられず、胃の調子を悪くした。
また、周囲からも自分一人で抱え込みすぎだと言われていた。
人に頼れないのは、「マネージャーなんだから弱音を吐いてはいけない」、「マネージャーの自分がしっかりやらないといけない」という思い込みがあったからだ。
色々な大変な思いをしても今まで精神疾患にならなかったのはなぜ?
おそらく、自分の気持ちを吐き出せる相手がいたからだと思う。
野球で言うなら、チームメイトや監督・コーチに言えなくても、それ以外の場で吐き出せる・本音を言える相手がいたのだ。
・中学校時代…塾の先生
・高校時代…1年生と2年生の頃の担任の先生
・公務員試験受験時…兄
・そのほか…父や母、会社の同僚
会社の同僚は、前職だと業務中に寝ており、経理部長から起こされてしまったり、平日なのに夜飲み歩いて朝帰りし、ジャージやスウェットで出勤してきた人がいた。
(ただ頭は切れるし、先輩社員とのコミュニケーションが取れている方だった。)
そんな人が相手でも、言い方は悪いが「少々ダラッとしていても仕事はあるんだ」という安心感があり、かつそういった姿を見たときに、自分も「真面目にやりすぎなくてもいいんだ」と思えていた。
なので、同僚へ頼ることができていたし、ストレスが溜まることはあっても、今ほど溜まらず目の前の業務に集中できていた。
また、周りの目を気にしすぎることなくコミュニケーションだって取れていたのだ。
良い意味で、環境と自分の性格でバランスが取れていたのかもしれない。
最後に:弱みを見せられる自分が生きやすさにつながる?
人って相手によって見せる姿を変えることで、その人のオン・オフのバランスが保たれているのかもしれない。
今の自分は、経理部員として弱みを隠そうとしているのかもしれない。
おそらく、私の記憶では同僚へ愚痴を言ったことがないが、「完璧な自分」を演じてしまっているのかもしれない。
環境のせいにするつもりは毛頭ない。ただ、自分にとって弱みを見せられる環境・相手がいることが自分の働きやすさにつながるのかもしれない。
とはいえ、環境に左右されてしまう自分では頼りにしていた同僚が異動したり、上司が変わって組織の風土が変わったりといった変化についていけなくなってしまう。
なので、自分の中でオン・オフを切り替えられる思考や行動が必要だと思う。これを探し、実践することが今の課題だ。
ps
ちなみに、ネット上に人に頼るためにはどうしたらいいか、という点について書かれた記事があった。
⇒「繊細さん」が人を頼れるようになる3ステップ。まずは簡単なお願いをしてみる
これに対してヤフコメにこんなコメントが!

引用:Yahoo!Japan
共感する内容だったので、未来の自分の気づきになればと思い残しておこうと思う。

