最近の私は、仕事において振り返ってみると「こんなこと聞かなくても出来たよな〜」ということがメチャクチャあるんですよね。
その都度、上司やメンバーに聞いて対処していましたが、よ〜く考えると聞かなくてもできるようなことばかりｗ
それでも何も言わない方達に日々、頭が下がっています。。。
そんな私に対して、今回は自己整理の意味を込めて私の経験をもとにお届けしていきたいと思います！
Contents
そもそも仕事における＜前提＞とは何か？
＜前提＞とは、教わったことになると思います。
・一番最初の頃に上司に教わったこと
・仕事を1人で任された後に、躓き上司に相談し教わったこと
私は、その時々で教わったことに対して「教わったことで満足」してしまっています。
だってですよ!
知らないことを知れた嬉しさ、上司とそういう会話ができた嬉しさ、といった自分自身が満たされてしまっていたんですよ。
しかも、そのことで多少は優越感だったり、「次はできるでしょ！」という思い込みがあったりしました。
そのことで、教わったことを、「教わった」状態で終わってしまっていたのです。
これが、本来、できそうなことでも「聞いてしまう」要因なのかなと思っています。
＜前提＞を考えると応用が効くのではないか？
仕事において、全てがマニュアル通り、想定通りに物事が進むのかというとそんなことはないでしょう。
しかも、目の前に現れる事象は1つひとつが【初めての経験】に感じることが物凄くあります！
その為、目の前に現れて経験したことがないと思ったら「上司に相談だ〜」と諦めモードに。。。
しかし！！！！
上司の力を借りて物事が解決した時、「これ、自分1人でできたんじゃない？！」と思うことがあります。
それは何故なのか？
経験したことがない、と認識するのは姿・形が変わっているから感じることであり、対処法は過去に教わっているからです。
姿・形が変わっているのを対処するのは、恐らくではありますが前提とする知識を上手く整理し、組み合わせたことでできることだと思います。
また、「経験したことがない」と思うのは対処する時に「過去の経験」に思考が引っ張られているからだと思いますので、対処の仕方の考え方を「対処するためには、どんなことが前提にあるのか？」というのを考えると対処できることが増えると思います。
現在の私の中では、これを【応用力】だと思っています。
＜前提＞を考える上で日々の業務で意識したいと思ったこと
それは、請求書を出すこと、発注する上で仕入れ先に依頼する理由、などその行為をやる理由や背景を考えることだと思います。
請求書を出すのは、お金を支払っていただき取引を完了するため、だったり会社が管理するお金を増やすこと、だったりすると思います。
その請求書を出すには、対象となる案件を選んだり、金額があっているかを確認したり、さらには宛先や送付先が合っているかを確認したり、といった行為が発生します。
「何故その行為をやるのか？」というのがゴールになり、そのゴールに向かうためのピース集めが「＜前提＞が何か？」になると思います。
その為、その行為をする背景や理由を考えると、＜前提＞となる情報を収集できるんだと思います。
＜前提＞を考えるにあたって私が心がけたい3つのこと
仕事は、日々「想定外」というのが発生しやすいと思うのですが、それでも1つひとつを確実にこなしていくことが必要だと思います。
その際に、私が心がけたいことをが3つあります。
①目の前で起きている事象の整理/理解
②冷静さを保つ
③緊急度が低いなら、状況整理の意味を込めて一旦、放置する
私は、
・早く完結させることで、お客様や社内からの信頼になる
・早く手放して自分が楽になりたい
という考えが蘇ってきます。
しかし、それって「自分が」というように「自分が良ければ良い」となっています。
ですが、本来、仕事においては「目の前で起きた事象を確実にこなす」というのが自分の役割になるはずです。
自己保身ではなく、価値提供をする場が仕事だったり、会社・組織、だと思いますので、その為には対処できる状態に環境を整える必要があると思います。
私にとってその方法が上記3つになるのです。
最後に：「前提を考える」というのは判断軸になるのかも
ここまで色々と書いてきましたが、「前提を考える」というのは「どんな行動をするのか」、という判断軸になるでしょう。
その為、どんだけ簡単な仕事をやっていても侮れないところだと思います。
自分でできることが増えれば、それだけ仕事への理解が深まったことだと言えるでしょうし、その経験が他の職種、他の会社・組織、に生きてくると思いますので、1日でも早く「前提を考える」を身につけたいです！！！
