上司と会食した時にポロッと仕事の適性について吐いた。
今後の仕事への向き合い方に関係するので、この時に吐いたこと、当時のことを今振り返って思うこと、といったところをまとめていこうと思う。
Contents
私が今の仕事をやっていけるのか?という不安
上司へ話したのは、今の仕事を続けられるのか、という不安になる。
管理会計は、自由度があり、その自由に対して不自由さを感じるからだ。
不自由に感じることは、こちらの記事へまとめた。
会社は、利益を出す集団だと思っている。
それならば、適材適所に人を配置する必要があると思うが、私の性格上、自由な発想はできないし、ルールを元に型にハマった考え・行動をとりがちなところがあるから、不自由さを感じるのだ。
今の私に新たなスパイスを加えられるという観点で見るなら、私にとって非常にメリットある仕事だと思う。
しかし、それって自分だけ良くって会社に対してマイナスな気がするから、少しでもプラスを生める、そんなポジションが良いのではないか、それなら財務会計の方が簿記の知識を活かせるのではないかと話したのだ。
(記憶ではそんな類だった。)
この流れでメンバーの配置についても言及してしまった
上司やメンバーの現在・将来のことを聞いたことで、その流れで「〇〇という配置が良いんじゃないですか?」みたいなことを言ってしまった。
特に、メンバーのことは、管理会計に興味があるようで、
・その人の特性ならあっていると思う
・上司の分身を作るなら、早めに習得できそうな人が良くって適しているのでは?
ということを話してしまった。
しかし、私がこんなことを話せる立場じゃないし、話すべき人間じゃない。
入社2ヶ月ちょっとの一般社員なわけで、今考えるべきは「どうしたらもっと自分をより良くできるか?」というところになるはず。
まだまだ真剣に打ち込めていない、余裕がある状態、なのかもしれない。
これでは、採用してくださった方たちに申し訳ない。失礼になる。
「自分の課題」と「会社やメンバーの課題」をごっちゃに考えていた
自分の課題は、あくまで仕事そのものに慣れること。
仕事環境に慣れてきたけど、「経理(管理会計)」としての仕事にはまだ慣れていない。
だから「自由が不自由に感じる」という発想になるんだと思うし、だからこそ今後、自分が活躍できるのか不安になる。
しかし、「会社やメンバーの課題」とは何なのか?
上司曰く、管理会計に興味を持つメンバーはその上司と上手くやれていないらしい。
その為、仕事が振られていないことがあるらしい。
また、仕事もミスがあるのかわからないけど、上手く言っていなさそうな言い方だった。
入社して1年も経っていないけど、「転職活動していそうじゃない?」とか話していた。
私は、この話を聞いた時に、「ここに俺が代わりに入れば組織として良い方向に動くんじゃないか?」と考えてしまったのだ。
これって一種の「貢献」だと思ってしまったのだ。
こんなことは、私が考えることじゃない!
こんなことで代わりに仕事が変わっても、誰も良い想いをしないし、誰も得しない。
さらに言うなら、この状況で自ら異動を希望したところで、過去の自分と変わらない。
仕事が覚えられないのは私がいけないのかもしれないけど・・・。
仕事の吸収の進捗が思うように行っていないらしい。
だからと言って、それがNGだとは思わない。
未経験で入っている以上は、多少なりとも進捗が悪くなることだってあると思う。
仕事が覚えられないのは俺がいけないかもしれないけど、予定通りに教育が進まないのは俺の課題ではないはず。
俺の責任ではないし、俺が考えることではない。
こんなんでは「素人」の壁を乗り越えられない
今は、完全に未経験で入社しているから、簿記2級を持っていたとしても実務経験もなく完全に知識0の状態だ。
そんな中でお金(給料)を払って学ばせていただいている。
今の会社と経理という仕事は、私が希望して入社した会社であり、就くことができた仕事になる。
それなら死に物狂いで後先考えず、目の前のことを学び自分のものにしていく気概が必要ではないか?
今の負荷は筋トレと一緒
型にはめようとする(〇〇という依頼が来たら✖️✖️をやる、みたいに。)ところがあるけど、これを「特性」という言葉に逃げている気がする。
そもそも、2ヶ月で適性を見出せるわけない。
頭の回転の速さ、確認作業のやり方、計算式のロジック、などなど。
ルールに沿った方が自分に合っている気がするけど、それは新たな環境・仕事において頭が混乱している、ついていっていないだけかと。
日々の業務を通じて経験を積む中で、今とは違った自分になることだって可能。
自分の課題を認識→それに対する改善策を考える→実行する
このサイクルを回すことで、自分が望む活躍ができるのではないか?
課題を課題と認識せず、変化しない前提で話を進めてしまっている恐れがあるし、だから何も経験や知識などがないのに「自分の特性を活かそう」としてしまう。
自問自答したこと/「やりがい」に走っていないか?
いや、そんなことない。自分の活かし方を考えた結果。
ルールに沿った判断、というのは自分の特性かと。良い意味でここに縛られる。
管理会計は、ルールはあるものの何だかそのルールはあるようでない。あるというなら損益計算書くらい?
分析なんてルールない。発想、感性の世界かと。
できるようになりたいけど、中途採用である以上は自分を活かす、というのは必要な発想だと思う。
また、何も知らない人間がルールから逸脱できるのってそれなりの経験や知識を積み重ねたときだと思う。
今の上司は、今日までにいろいろな苦労などがあり、今があるわけで私には経理(管理会計)においてそう言うのがないので、自由な発想やルールから逸れたことをやるのには時間がかかるだろう。
今の俺は、やりがは求めてはいけない。
上司の凄さを求めない、今の上司と比較しない。比較するのはあくまで過去の自分。
そして、仕事は苦しいもの。それだけ責任あることだし、特に未経験なら何もわからないわけだから尚更。
そんな時に「貢献」、「力になりたい」を求めてはいけない。何もできないし、できたとしてもそれって机拭く、コピー用紙を補充する、などといったボランティア的な要素が強いはず。
何もない自分ができることは常に勉強。その上で出来ることを増やし、その過程で貢献していけば良い。成長すれば良い。
言ったことは後悔するけど、今は取り返しがつかない。
現在、メンバーと話し合っているのかわからないが、保留となっている。
どんな結果であれ今は結果を受け入れる。
後悔するということは決断した痛みがともなっている。
避けたいことだけど仕方ない。
相手に自分のことを知ってもらうことにもなるから良かったのではないか?
自分には向いていないと言ったけど、何とかしたい思いはある。
不安が先走った。上司みたいにできるのか、というのはあった。
管理会計を辞めたい、ということではない。分析する楽しさを感じた時だってあるし。
できない自分より、学べている自分に着目したい。
自分の気持ちがわからないのではなく、決断できない、手放せない、自信がない。そこからくる感覚なのかもしれない。
だから、自分の気持ちはわかっている。
できたかどうか、よりは行動したかどうか。に着目したい。
目の前のことに目を向ける、管理会計の役割を意識する。
ちなみに、シンプルな思考を意識した方がいい。
吐き出すことに慣れているから、色々と込み上げてくるんだと思う。
あと、隠そうとしないこと!言い回しがわからない、語彙力の問題だと思うから仕方ないけど、隠そうとすればするほど、相手に誤解を招くことに。
最後に:自分の扱い方を自分が知ることから
ここまで振り返ると、上司へ自分の現状を打ち明けられたのはOKだと思う。
問題は、その後だ。
私が考える必要のないことに首を突っ込んだことが良くなかった。後悔している。
もしかすると、私は共感力があるのかもしれない。
そうなると、その共感力の扱い方って注意が必要かと。
他にも周りの目を気にするところ、慎重に考えてしまうところなどなど。
もしかすると、HSP気質なところがあるのかなとも思っています。
こういった自分の特性を知った上で自分の役割を果たす。
これが仕事において力を発揮できると思う。
ルールに縛られることがあるなら、縛られたとしてそれをどのように活用するのか?
どんな風に仕事を進めていけば良いのか?
変化することを前提に現状変えられるところに目を向けていきたい。