現在、とある講座にお世話になっています。
その講座は、WEB会議ツールを利用し、主催者の方と直接だったり、メンバーとのグループチャネル(多数)だったりにて連絡を取り合ったりしています。
今回は、そのグループ内にある質問専用チャネルにてあった質問の仕方について思うところがあったので、それについてまとめていこうと思います。
Contents
放り投げ質問に「えっ?これってアリなの?」と思った
簡単に言うと、
・「〇〇の問題に対する解き方を教えてください」
・「✖︎✖︎という問題は暗記で良いんですか?」
という具合に完全に放り投げた言い方に驚きがありました。
また、正直に言うとイラっともしました。
(いい大人がその質問の仕方アリなの???)
何故なら、私の中では質問する時に、自分がどこまで理解していて、何がわからないのか?、を説明する必要があると思っているからです。
その方が質問を受けた側にとっては、その人の前提とする状態がわかる分、回答しやすいはずです。
また、質問する側にしても自分がどこまでがわかって、どこからがわからないのかを認識できるので、双方にとってメリットがあると思うんです。
質問の仕方に反応したのは、羨ましさがあるからではないか?
ここにつきます。
私は、講座内で取り組んでいた勉強に関して、3回以上も解いているのに解けない問題があります。
それは、理解できなかったり、解き方自体を覚えられていなかったりでした。
そんな中、講座にいて質問できる環境があるのだから質問してしまえばいいんです!
しかし、それができないのは
自分が何をわかっていないのかがわからない。
そんな状況で放り投げても相手は答えにくいはず。
しかも、そんな状態で質問しても人のリソースを奪うことになるから嫌だ。
という考え・感情が湧いてしまうからです。
そんな自分からしたら、質問された方に対して羨ましさがあるんですよね。
そんなのズルい!おかしい!
どこか「相手が嫌な思いをして、それに対して自分が怒られることを避けている」とも受け止めることができます。
人のことを思いつつも、保身になっている、というのが正しいのかもしれません。
放り投げる効用
ただ、私は質問したい・解決したいと思った時に上手く文章を作れなくても、場合によっては放り投げた方が良いと思っています。
それは放り投げることに対する効果があると思っているからです。
・人に説明する行為により脳内情報を整理できる
・周囲の人から見た自分の進捗がわかる
・モヤモヤしていることを吐き出すことで、脳内や心がスッキリする
・コミュニケーションになる
・周囲から自分の知らなかった情報や視点に触れることができる
もちろん、質問を受けた側が忙しかったり、その人の性格によっては、イラッとさせてしまうことでしょう。
しかし、そうなったら自分の言い方を変えればいいと思うんですよね。
私は良くありますが、「行動した」ことをきっかけに「〇〇というやり方をすれば良かった〜」と気づき・発見が生まれます。
この繰り返しで話し方、考え方の改善していけば良いと思うので、行き詰まった時、特に仕事上では形に拘らずアクションを起こすことが大事だと思います。
番外編:質問を受けると、疑問が見つかる
私は、前職にて営業担当やメンバーから質問を受ける機会がありました。
また、今いる講座の中でも質問が挙がれば積極的に回答するようにしています。
その時に思うのが、『新たな自分に出会う、向き合うキッカケ、考えるキッカケになる。』ということです。
答えるにあたって情報を整理したり、言葉遣いに気をつけたりします。
特に情報を整理するにあたって、
・自分の頭の中では映像としてわかっているけど、具体的な言葉に落とせない
・わかっている風だけど、言葉に落とそうと思うと具体性に欠ける
といったことが出てきますので、改めて情報を得るようにしています。
こういったことをしていると、
・意外と知らなかった自分に出会える
・情報を調べたり、言葉遣いに気を使った文章にすることで、自分と向き合える
といったことを通じ、考えるキッカケとなります。
一定の成果を出すけど、一定の人間であり続けることはなく「変われる」ことが大事なのかもしれないと思っています。
ちなみに、こういったことは質問をしていただけるから得られる経験だと思うので、質問していただけたことに対して感謝しています。
最後に:放り投げるなら言い方とその後の取り組み方が大事では?
時間が限られていたり、自分の作業・仕事が進まない時は、思い切って放り投げるというのは物事を前に進める為にも有効な手段だと思っています。
そんな時は、言い方だったり、その後の取り組み方だったりが大事になると思います。
言い方というのはその時々だったり、相手との関係性によって言葉を変えていく必要があると思いますし、教えていただいたらそのことを元に考えを改めて仕事に取り組んだりすることが大事でしょう。
私は、前職でこの辺りがまだまだだったと思っているので、日々、試行錯誤しながら職場の方と良好な関係を築きつつも、質問しながら学びを得ていきたいと思っています!