仕事における役割は、人それぞれ価値観が異なると思います。
ただ、大枠は「価値提供」というのが当てはまるでしょう。
そして、私はそれと共に「ミスをしないこと」も役割の1つだと思うのです。
両方とも意識することで、良いパフォーマンスを発揮できるのではないかと思っています。
今回は、「ミスをしないこと」にフォーカスして記事を書いていきます!
ミスをする時は、ちゃんとしたプロセスを踏めていない
ミスは、誰しもやりたくてするものではないでしょう。
しかし、時には確認作業を怠ったり、誤った判断によってミスを招いてしまいます。
私は、社内の人からの依頼により書類を再発行しお客様へメールしました。
しかし、その依頼内容は再発行ではなく、郵送のみ対応してほしい、というものでした。
当時の私はというと・・・・。
・流れ作業でやってしまっており、思い込みが発生してしまった
・残業をしており、その依頼を対応する前には慎重になった作業があり、集中力が低下していた
・「依頼を終わらせる」ことにフォーカスしていた
・1つの依頼に対して2回メールが来ており、「早く終わらせないと!」と焦っていた
今思うと、目の前の依頼をこなそうと着手したことは良かったです。
しかし、残業しており気持ちの昂りはあるものの、集中力が低下していたこともあり、丁寧さ、理解しようとする姿勢、といったプロセスを通っていませんでした。
しかも、2回メールが来たことで焦りが出ていたので、終わらせることにしか考えが及んでいませんでした。
ただただ目の前の依頼を終わらせる、ということにフォーカスしてしまっていたので、ミスが出てしまったのです。
ミスした後は手間が増える
今回のようなミスをしてしまうと、お客様や社内の人へお詫びをする、場合によってはDBを修正する、などといった対応が必要となります。
本来、やらなくても良いことが発生してしまうので私だけでなく上司などに手間が増えてしまいます。
こういったことが起きてしまうからこそ、もちろん状況によると思いますが、ちゃんとしたプロセスを踏んだ上で目の前のタスクをこなしていく必要があると思います。
やってしまった後の自分
帰り際には、当時のことがぐるぐると頭の中をよぎってしました。
・何であんな対応をしてしまったのか?
・〇〇という結果になってほしい。。。
・社内の人に申し訳ない
思いの外、エネルギーを取られました。
ただ、当時の状況や心境などをありのままに書き出すことができたので、気持ちや脳の整理ができ帰宅する際には落ち着いていました。
最後に
仕事である以上は、自分が所属する部署の役割を果たすのが役割だと思いますし、一種の価値提供だと思います。
ただ、今回の経験を通じそれと同じくらい「ミスをしない」というのも大事だと思いました。
ミスを気にして行動/判断ができない、というのは気にし過ぎになると思いますが、多少なりとも自分の行動/判断にストップをかける考え方を持つことで、面倒だと思う事態を回避できると思います。
ちなみに、自分のベストというのは、時間帯などによって異なるのでいくらやっていないことがあっても、無理にやることで今回のような事態を招いてしまうと改めて感じました。
欲はほどほどにしていきたいものです。