今振り返ってみると、試験勉強には「簿記」以外にも学びはあるものですねw
試験勉強を通じ、人生に活かせるようなことを学べましたので記事にまとめていこうと思います!
【勉強の目的は何?ゴールは?】試験直前期の葛藤
試験直前期は、焦りなのか、思うように勉強が進まないことに目が行きがちでした。
3回受験しましたが、その都度、「こんなんで受かるのかな?」と思う日々でした。
ただ、ここで1つ思うのです。
試験勉強の目的は、『試験までに進めること』なのか?、ということを。
試験に受かるということは、業務でその知識を活かし活躍したり、価値提供したりすることにつながると思います。
もしくは、資格を土台に転職したり、給料を上げたりと資格試験の先に通ずるものがあるはずです。
不安を感じるというのは、それだけ真剣に目標に向かって頑張っている証だと思いますが、今目の前の勉強に対する着眼点として、少しずつでも良いから理解を深め前に進む、という意識を持ち続けるのが葛藤を抑える1つの考え方だと思うのです。
勉強を進める上で理想を追い求め過ぎない
勉強を進めていくと、こんな理想を掲げるようになりました。
・1ヶ月後には精算表を解けるようになっていたい
・今週中には決算整理後の問題を解けるようになりたい
・今日は、AとBを◯◯時までに終わらせる
などなど。
これらは、自分の理想通りに勉強が進み、理解が深まったら叶う、そんな自分を思い描いているといえるでしょう。
しかし、そんな上手くことが運ぶわけがないですよね。
その時の体調やコンディションがあるわけで、これはその時になってみないとわからない。
私は、自分が立てたスケジュール通りにことが進まないと、イライラしたり、不安に駆られたりしていました。
「自分ならできる!」という自分に対する期待値が高い証だと思います。
ですが、「期待」を持つことで裏切られた時の反動がありますので、理想というのは追い求めすぎないことが勉強を続ける上で大事だと思います。
修正力が大事だと感じた
何事においても、ある程度は計画を立てると思います。
ですが、その計画通りに進むことは、私の経験上、残念ながらほとんどありませんでした。
簿記の勉強を通じて、計画通りに行かなかったときの修正力が大事だと感じました。
何故なら、修正することで自身のモチベーション管理や課題管理に関係するからです。
計画とは、1つの『仮説』だと思います。
そして、日々の取り組みが『検証』、『フィードバック』にあたるでしょう。
そうなると、『フィードバック』の時に上手くいかないならどのように修正し、今後どうするのか?、を考えることで、物事を進めやすくなると思います。
この点は、キャリア形成など人生レベルでも活用できる点なのではないでしょうか?
復習は大事
人は、忘れる生き物です。
簿記を勉強していても、1時間前にやったことを平気で忘れていましたw
「忘れる」というのを前提に考えた時に、復習をやる意味はあるのかと思うことがありました。
これに対して、意味がある、というのが結論になります。
理由は、復習して思い出す、というのを繰り返すことで、脳に定着するからです。
あくまで私の経験談なので、科学的根拠を調べると異なる結果になるかもしれません。
しかし、一見、面倒だったり、意味がないと感じる復習という行為でも、長く続けることで、その恩恵を受けられるのではないでしょうか?
スケジュール管理
私は、日頃の休日はノートにその日に何をやるのか、というスケジュールをまとめています。
その際、「やりたいことを思いつくままに書く」ということをやってしまうことがありますが、簿記の勉強を通じこのやり方は、精神衛生上、控えた方がいいと思いました。
問題を解くのには、エネルギーを消費しますので、スタミナが必要だと思っています。
そのスタミナは、その時々の疲労感によってレベルは異なるでしょう。
そのため、スケジュール管理は〈やりたい〉より〈確実にできるか〉が大事だと思います。
進捗状況や試験日程から考え、フルマックスに詰め込みたくなりますが、その気持ちを抑え、その日(限られた時間)に確実にできるのかを問いスケジュールを立てることで、やり終えた時には”やり遂げた”という達成感を得られるでしょう。
そして、自分が立てたスケジュール通りにできたというのが1つの自信になり、勉強を継続的に行う1つの要因になると思います。