私は、現在営業職としてお仕事をしていますが前職はITエンジニアでサーバの運用・監視を行っていました。
仕事内容からすると、180度一気に変えたわけですが、理由は私がお客さんと関わる機会を増やしお客さんの変化するきっかに携わりたいと思ったからです。
では、実際に営業職をやってみてどうなのかを記載していこうと思います。
どんな営業職をしているの?
営業職の仕事内容を説明する前に、どんな営業があるのかを説明しようと思います。
営業職は、相手にするお客さん、取り扱う商材、さらには営業手法によって様々です。
お客さん
・新規顧客
・既存顧客
・法人
・個人
商材
・有形→手に触れられる。(福祉やITの器材…)
・無形→手に触れられない。(人材やWEBサービス…)
営業手法
・外勤営業→外回りで飛び込みをしたり、お客さんのもとへ行き最後の契約を取ってくる事をしたりする。
・内勤営業→インサイドセールスと表現される事が多い。オフィスにおいて、電話やメールで顧客獲得したり、既存顧客に対してアプローチしていく。
現在、私はインサイドセールスで法人の新規顧客に対して有形商材を営業しています。
営業職の仕事内容は?
ここからは、営業職の仕事内容についてご説明しますが、あくまで現在私が勤めている会社で、私が任されている内容になります。
(インサイドセールスで法人の新規顧客に対して有形商材の営業)
この場合は、お客さんの情報やデータベースを元にひたすら電話でお客さんにアプローチしていく形になります。
営業職というと、恐らくノルマがあるイメージを持たれる方が多いと思いますが、私の場合ですと、
・コール数
・担当者と話した数
・見積もり送付
が該当しますが、現在はまだ新人の為、これらを達成しなくても特段怒られることはありません。
しかし、営業職は会社の売り上げを上げるのが仕事になりますので、上記の数字は達成しないと注意されていくでしょう。
ちなみに、上記3点がノルマに上がっている理由としては、
売り上げを上げる
↓
売り上げを上げるには、見積もりを送付して見てもらう
↓
見積もりを送るには担当者と話し、会社やサービス内容を知って頂く
↓
担当者と会話するには、コール数を増やす
といった形になります。
営業職に対してきついという声ががあるが…
ネットで調べてみると、営業職に対してきつさが書かれた記事を見かけますが、中身を見るとこのようなところできつさを感じる人が多いようです。
・ノルマや目標を達成しないといけない
・人間関係が辛い
というのが挙げられるでしょう。
実際にやってみての感想は?
ITエンジニアというバックオフィス系から営業職へ180度キャリアを変更した訳ですが、実際にやってみると人間関係が良かったり、新人に対しての求める度合いが重くない為やりやすい環境ではあります。
しかも、お客さんと会話する事に楽しさを感じている為なのか、早く自分の口でお客さんに提案しお客さんや会社へ利益をもたらせるようになりたいと思っています。
しかし、ここはあくまで「新人」という枠でいられる今のお話であって配属先や経験年数が変わってくると求められる量や目標が異なる為、大変さを感じる事が出てくるでしょう。
特に、私の会社が扱っている商材というのは業界ネットワークを通じお安く商品をご提案できるというメリットがありますが、世の中に出回っているもので、競合が多数いるのが現状です。
しかも、新規開拓となると「今必要ではないお客さん」にもアプローチしていく為、ほぼほぼ断られる事が事実です。
では、なぜこのような状況で私は営業職を嫌にならないのかをまとめていこうと思います。
営業をやる必要性を感じているから
ここにつきると思います。
私は、受注まで至っている訳ではありませんが、
・興味を示してくれるお客さんがいる
・私達の存在を求めていたお客さんがいる
というのを実際に目の当たりにしたり、周囲の人たちの営業結果を見たりすると思うのです。
営業をしていると、「丁度それが欲しかった!」というお客さんに出会うのは稀です。
しかも、先程もお伝えした通り競合が多数いる状況です。
こうなると、営業する事による商品・サービスの価値はほぼないのではないでしょうか?
しかし、まだ営業職に就いて1ヶ月経っていませんが営業の価値は、
商品やサービスで喜んで頂くよりは、自分が提案した事による悩み・課題を解決したり、緊急事態に救われた!、という喜びの経験を与える
ことになるのではないかと思いました。
営業がお客さんの現場を知り、負の感情・状況に喜びや安堵感といったポジティブな感情・状態へ変換する可能性を売ったり、広めたりしているのです。
新規開拓を通じ、お話を聞いて頂いたり、見積もりを送らせて頂いたりし、自分達のことを知って頂かなければ、お客さんとの関係は続いていかないでしょう。
そこで、必要がないとお断りされても、お客さんの事を知り、潜在的な課題や悩みに対して提案していく事で、解決したり、逆にお客さんが他社と比較して現在取引している会社の良さにも気がつく機会になると思うので双方がハッピーになる可能性が高まると思います。
実際に断られ続けると、
・何の為に仕事をしているのか?
と考えてしまう事がありますが、それでも私がやっている営業を通じ営業する良さを感じているので営業職への嫌さを感じない訳です。
最後に
営業職は、お客さんからもこれから仕事に就こうと考えている方にも敬遠されがちな職業だと思いますが、営業職がいるからこそ成り立っている部分がありますし、価値ある職業だと思います。
今後もこのような事を持ち続ける為にも、お客さんにも会社にも利益をもたらせるようにお客さんとの接点を増やしたり、時間の使い方を変えたりと自分が変えられる部分に目を向け、行動していこうと思います!