「伝え方が9割」を読んでみた感想は?相手へのメリットを伝えることが大事だった!

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人の言葉は、拾った情報や聞いた言葉から生まれると思います。

私は、その生まれた言葉をどのように伝えるのか?、というので苦戦し自分の思いを相手に届けることができていないんですよね。

そこで、私の考えを少しでも相手に伝えられるようになりたいと思い「伝え方が9割」を読むことにしました。

ここからは、私がこの本を読んでどんなところが良かったのかを感想を交えて書いていこうと思います。

 

自分の思いは相手のメリットを交えて伝える

みなさんは、相手にご自身の思いを伝えるときはどんな事を意識していますか?

ケースバイケースではありますが、私は自分の思いをそのまま伝えることを意識しています。

その方が、相手に「あなたの意見」として伝わり、そこれが他の人との違いになるからです。
(みんなと一緒では、インパクトがないと思うからですね…。)

 

ただ、「伝え方が9割」では、

頭に思い浮かんだことは、そのまま言うのではなく相手の頭の中にある考え・思いを汲み取った上で自分の言葉とミックスして伝える

ことが大事だと書かれています。

どう言うことかというと、本の中ではデートを例に話されていますが、

「デートしてください」→あなたのメリットでしかない

「驚くほど旨いパスタどう?」→相手の好きなことをもとにつくり、メリットに変わった。

引用:伝え方が9割

と言うふうに同じデートでも相手にメリットある状態の伝え方にすることで、相手は受け入れやすくなります。

 

これの話を読んだ時、一方的に自分の思いを言っても確かに伝わりづらいと思いました。

頭の中に思い浮かんだことを言うことで、「情熱」は伝わるかもしれませんが、デートの例えで言うなら、

・遠慮したい…。
・興味ないのにどうしよっかな…。

などと後ろ向きな考えを持たれてしまう可能性が出てきます。

そこで、相手にメリットあることを言うならどうするのか?

それは、相手に興味を持ち、情報を引き出した上で自分の思いとその情報を融合することが大事だと思います。

その事で、Win-Winの関係になり、どちらも納得のいく選択ができるのではないでしょうか?

 

相手の頭の中を想像し、それに合わせて自分の思いを融合して伝える事で、相手には受け入れられやすくなりますが、実はそれ以外にも言葉の使い方が書かれているんです!!

 

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心を動かすコトバを使う

言葉は、文章で書かれていたり、人の口から発せられたりしますが、その際人のどこに響くのでしょうか?

それは、心ではありませんか?

ドラマで感動したとき、会社で上司から叱られたとき、彼氏・彼女からフラれた時、など心が動く言葉に触れていると思います。

「伝え方が9割」には、心を動かすコトバで5つの方法についても書かれています。
(ざっと概要を説明しておりますが、一部私の解釈も含まれていることをご了承ください…。)

・サプライズ法
⇨感情を入れる(あ、そうだ、など)+伝えたい事

 相手に伝えたい時に感情を加える(興味付けに)

 

・ギャップ法
⇨伝えたい言葉の前に一旦落とすような言葉入れる。

(嫌いになりたいのに、あなたが好き)

→それだけあなたのことが好きだ!、という思いが伝わる。

言いたい、伝えたい部分を際立たせる。

反対言葉を使う→これは私の勝利ではない。あなたの勝利だ。

 

・リピート法
⇨伝えたい言葉を繰り返す。

 

・クライマックス法
⇨これだけは覚えてほしい(強調したい時に使う)+伝えたい話

 

・赤裸々法
→自分の感覚を言葉にする(普段口にしない事を言語化する)

自分の感覚+自分が伝えたい言葉

引用:伝え方が9割

 

ギャップ法では、伝えたい言葉とは逆の言葉を入れることで、相手に印象を与えているのですが、どれも、自分自身が伝えたい部分に対して、自分の感情を込めていると言う点は共通していると言っても良いのではないでしょうか。

感情を入れることで、「その人ならでは」の言葉で話していると言う感覚になり、その人の思いが伝わるんだと思いました。

 

私は、現在、営業として仕事をしておりますがどうしても、

・かしこまる
・失敗を恐れて自分の考えを言うことを遠慮してしまう

と言う点から自分の感情・思いを口に出せずにいることが多いんですよね。

ただ、それでは相手には伝わらない。

営業は、「あなたから買いたい」、「この人なら信用できる」と思っていただけない限り、お客様へ貢献する機会は得られないでしょう。

だとすると、「私自身」を表に出して行くことが求められていると思います。

状況によりますが、仕事をする上では自分自身を表に出して、自分を表現していこうと思いました。

最後に:難しいことは書かれていないけど…

「伝え方が9割」と言う本の内容は、決して難しいことが書かれているとは思いませんでした。

最初は、伝え方に苦戦している分、「難しいやり方が書かれている」と考えていました。
(具体的にはなく、純粋に「難しい」と言うことを考えていましたw)

しかし、私たちが気がつかない、出来そうで出来ていない部分が書かれていて、「こんなことで良いんだ!」と思えるくらい難易度が低い、けれどコミュニケーションを図る上で土台となるようなことが書かれていると思います。

私は、言葉や文章で「伝えること」が仕事であるので、

・心を動かすコトバを使う
・自分の思いは相手のメリットを交えて伝える

と言うのを実践して、お客様や会社に貢献していこうと思います!

 

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