最近、人生について思うことがあるんですよ。
何で生きているんだろう?
まだ、20代なのにこんなことを思っていては将来が危ういと思いつつも、以前と比べ心の中からフツフツと湧いてくる気概が感じられない。
じゃ死ぬのかというと、そんな勇気がない。
ということで、読書を通じて学ぼうと思い「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える」を手に取ってみました。
現在、第1章を読み終えたところですが、今の私と照らし合わせて思ったことを書いていこうと思います。
自分の本心は大事なんだと思った
第1章では、生きる意味を見失った原因について文学作品などを通じて具体例を出しながら説明されています。
その中でも、特に今の私に当てはまっていると思うのが、
・我慢し続ける
→自分の思いを否定して、親を始めとする大人の言うことを全て正しいと思う、・「生きる意味がわからない」
⇨生きる意味を考えるのは人間の本能・目に見える成果(役に立つか役に立たないか)を考える。
→手軽さ、簡単、早く、に目を向けることで、自分の本心を度外しに考える。
になります。
これらは、目の前の物事に対して大人の声、周囲の人の反応を気を取られている部分が含んでいると思います。
私の場合、このような状態に陥ると自分の本心を全否定し、全て相手・周りに合わせようとする傾向が強いです。
勿論、相手や周囲の状況に合わせると言うのは必要な考え方・立ち振る舞いだと思いますし、今後もこの点は継続する事でしょう。
但し、「自分がどう思うのか?」と言う本心を考えず、感じずにいたと思いました。
ただただ流されるままに動いて、考えていたのかもしれません。
なので、先ずは相手の言動や周囲の状況を受け止め、「自分がどう思うのか?」と言うのを知っていきたいと思います。
変化を求められることで心を満たせなくなることもある
企業を始め、組織にいると生産性を上げ、売り上げを上げることが求められます。
そうなると、スキルを上げたり、組織運営のやり方を見直す、さらには別サービス・商品を開発したり、といった変化を求められると思います。
私も自分自身に変化というか、成長を求めていた時がありました。
しかし、今の私はそういったことは考えられない。
何故ならスキルを上げること、成長することに対して、
・何故自分はそうしないといけないのか?
・その先に何があるのか?
というのがイメージできず、言わばモチベーションが枯渇している状態にあります。
本を読んでいて思ったのが、自然と目先の利益を求め過ぎているのではないかというところになります。。
1日でも早くスキルを身につければ、他者(他社)貢献できる、そこにやりがいや生きがいというのが出てくることでしょう。
しかし、現時点でそういった欲がなく、さらには目標や目的がない状態の為、無理に今探さなくても良いのではないかと思いました。
最後に:自分の本心を知ることから
今、できることは、自分の「好き・嫌い」を表現すること、特に「ノー」を言うことから始めるということになります。
何故ならこの中で、自分と向き合い自分の意思というのを取り戻す必要があると思うからです。
私の思考の癖として、目の前の事に対して、
・我慢
・修行
といった感じで自分を抑えるという感じがあります。
これは、悪いわけではありませんが使い分けができていない印象です。
その為、私生活からでも自分の「好き・嫌い」というのに沿って思考・行動をしてみて、その中で自分自身の考えというのを揉み解していこうと思います。