「仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える」を遂に読み終わりました!!
この本は、哲学的に書かれており読み応えがありましたね・
内容は、何気ない日常や遊ぶ、と言うことが書かれていたと思いますが、「なるほどな〜」と腑に落ちる箇所が多々あり、考えていないし、聞いていないことでも薄々自分自身が感じていたこと、さらには分かっているけど実践できていないことが書かれていました。
私は、
・仕事をするのは嫌いではないけど、何か満たされない人
・今自分が何をすれば良いのかがわからない人
・自己成長するのが億劫に感じる人
にはオススメしたいです!
ちなみに、最近、読んでいる途中で1つ記事を書いているので、こちらも併せて読んでいただけると嬉しいです!!
それでは、今回は、この本での学びや感想をまとめていきます。
ハングリーモチベーションは良くない?
本の中では、お金を稼ぐ為に頑張る、高級車を買うために必死に頑張る、など何かを得る為に頑張ることを否定的に書かれていました。
このような心持ちは、見栄だったり、外部の影響を受けたりと自分の本心とは違った欲求の為であり、生きる意味を見失う可能性があります。
しかし、私は頑張った後にご褒美を貰える、と言うのは持っていて良い感情・考え方だと思います。
そもそも、仕事にせよ、恋愛にせよ、直ぐに自分が望んでいる果実を得るのは至難の業であり、果実を得る為にも頑張ることは必要だからです。
果実を得る過程の中で、
・勉強していても成果が出ない。
・色々と試行錯誤しているけれど、コツを掴めない
・自分は他の人より頑張っているのに、他の人の方が成果を出している。
など精神的苦しみを感じつつも、今やれることを継続して取り組むことで果実を得るチャンスが巡ってくると思うのです。
ですが、自分の人生、1日1日において全てを「頑張った後にご褒美が貰える」のに揃えていては自分自身が持たなくなるので、「遊び」を取り入れることが大事でしょう。
「遊ぶ」にはどうしたら良いのか?
私は、ここのところで悩むんですよね。
だって「遊ぶ」ことは、スキルがついたり、お金を稼いだり、何かの結果に直接関係するわけではないので、無駄に感じてしまうからです。
しかも、遊びの良し悪し、「こんなことをしていて良いのか?」と言った損得勘定、など自分の思考が優先で働いてしまい、自分の心に素直に行動に移せないことが多々あります。
頭で考えると言うのは、直ぐに結果を追い求めてしまうので厄介なところがしばしありますね…。
しかし、本の中で語られていたのが、
・「即興」を積極的に使う。
→その場で出かけたいところへ行く。など
・面倒臭いと思う事をやる。
→結果を追い求めず、牛歩のように歩みながら目の前のことを味わう。
と言う主旨のことが書かれていました。
私は、この考えに共感しまして、無駄だと思うことを楽しむって難しく、しかしその中に人を楽しませる要素が隠されていると思うからです。
年齢が上がるにつれて、キャリアや将来の身の振り方、について考えるようになり、そうなると資格取得や新たなスキルを求め「学ぶ」と言うことを続けると思いますし、物凄く気にすることだと思います。
しかし、そういった頭を働かせることと同じくらい心を働かせると言うのも大事で、このバランスがその人の豊さをもたらしてくれるのではないでしょうか?
最後に:「生きる意味について」
最近の私の考えるネタがこれです!!
実は、本の中にも書かれていたんですよね。
「生きる意味」は何かを成し遂げて得られるものではない。
「意味を問う」ベクトルを向け続けることで感じられる。
何でもないように見える「日常」こそが、私たちが「生きる意味」を感じるための重要な鍵を握っている。
と言った主旨のことが書かれていました。
この本では、「味わう」、「遊ぶ」と言うのがキーワードだと思っていて、特に何気ない日常において食事の時や仕事の時、家族との時間、などその場面ごとで心を解放しながら、その場を味わうことで自分自身を満たされるのではないかと思いました。
人生トータルで考えた時、心や思考が慌ただしく感じたり、考えたりすることが多くあると思いますが、少しでもそれらを落ち着かせて「今」に目を向けて楽しむことが大事なのかもしれませんね。