今は、誰しもとネットに接続できる時代の為、多くの情報を仕入れることができます。
そのことで、
・仕事で成果を出すには◯◯をやってみよう!
・副業をやるならこれ!
・〜さんは◯◯と言うことをやっているなら私も!
のようにやりたいことが多く浮かび上がり、実際にやっている方も多いのではないでしょうか?
誰しも、お金を稼いだり、喜びを得たりといった何かを得たいと思っていると思いますが、どんな人にも平等に与えられている1日24時間、1年365日と言うのは変わらないので、こなせる量、内容というのは限られてくるでしょう。
そんな時に、今回紹介する「エッセンシャル思考」を読み、今自分がやるべきことにリソースを割いてみてはいかがでしょうか?
Contents
この本を読んでみようと思った理由
そもそも、なぜ私がこの本を読もうと思ったのか?
それは、
日々やろうと思ったことはやっているけど、充実感が得られない。
タスクをこなしているだけでは?
と思うことがあるからです。
日々やろうとしていることは、
平日:運動・筋トレ、仕事関連のこと、など
休日:運動・筋トレ、1週間の振り返り、読書、仕事関連のこと、など
という感じになります。
実際にかかる時間を出したり、やってみたりすると、ほぼ毎日と言って良いくらいに、立てたスケジュールはこなせていないんですよね。
(悔しさ、もどかしさ、不完全燃焼…、と言った具合に負の感情がメラメラと沸き上がっていますw)
ただ、このままではやりたいことがあっても中途半端な行動量・結果になるので、何も得られず時間が過ぎていくだけだと思いました。
と言うことで、この状態を回避し日々充実感を得られる物事の選択方法を知りたいと思い、「エッセンシャル思考」を手に取ることにしました。
この本で言いたいことは何か?
約300ページ読んでみて、この本で言いたいことは、
時間と心に余裕を持てる選択をしていこう!
と言うことだと思いました。
それでは、ここから私が必要だと思った部分を、私の実生活と併せて紹介していきます。
何もかも取り入れると成果が出なくなる
本の中では、サウスウエスト航空の成功事例と当時のコンチネンタル航空の失敗事例が取り上げられています。
成功事例:サウスウエスト航空
・2都市間を繋ぐ路線にした。
・機内食を出さない。
・座席指定を無くした。
⇨格安航空会社と言うこともあり、お金がかかる部分を排除し、乗り物として利用してもらおうとした。
そのことで、経営が上向いた。
失敗事例:コンチネンタル航空
・運賃を抑えた。
・機内サービスを廃止。
・1日の発着回数を増やした。
⇨今までの路線と並行して進めた為、思いのほかコスト削減には至らなかった。
両立できないことを両立させようとしたことで、競争力がなくなった。
これらの事例は、
「何かを取り入れたら、何かを失う」
「全てを大事にする、というのはできない」
と言うことが言いたいんだと思います。
私は、今の仕事で成果を出したい(営業なので毎月の売上目標になります)と考えており、その為には、
・トークの展開方法を改善する。
・お客様からの言葉に対して切り返しをできるように準備する。
・商品知識を蓄える。
・週の振り返り
が必要だと考えております。
しかし…。
仕事から離れると、どうしても仕事の事が手につかず、「羽を伸ばしたいなー」となってしまうんですよね。
そうすると、羽を伸ばす時間と仕事で成果を出す為に使う時間、どちらをやるにしても、どのように時間配分すれば良いのか?、となって結局は、
両方とも同じくらいの時間やろう!
となり、中途半端な行動になってしまっているんですよね。
(優柔不断過ぎだろ!)
逆プロトタイプ+少しずつでも前進していると思える状態に
逆プロトタイプって聞いたことありますか?
私は、この本を読んで初めて知りました!!
これは、試しに辞めてみる、と言うことだそうです。
私は、何もかも同じ量をやろうとしてしまうところがあるのですが、これを辞めてみようと思うのです。
例えば、仕事のことでしたら業務の前後に1日1項目を10分だけやるのように、やるにはやるけど量を減らす。
(何もかも取り入れていないか?、となりますがw)
何故なら、現在の私にとって何もスキルや知識がない状態なら業務時間外でも仕事に直結することをやって日々蓄えたり、改善したりする必要があると思うんですよね。
ただ、毎日同じ量をこなすとなると短期で成長し成果は出やすいと思いますが、自分のリソースには限りがある為、長期で見た時に瞬間風速でしか続かないと思うのです。
このように少しずつでも良いから、前進している、改善できていると言うのが自信になったり、スキルをつける土台作りになると考えております。
ここまでは、仕事で成果を出す上でやることを書いてきましたが、冒頭でも書いた「羽を伸ばしたいなー」と言う感情に対してはどのように対処していくのかというと。
遊ぶ
これに尽きませんか?
本の中でも、遊びに対しては「必要なことだ!!!」と強調されていたくらいで、「今の私に必要なところだな」とも思いました。
何故遊ぶことが大事なのかと言うと、
・状況変化への対応力を身につける
・人間は遊びの中で生き方を身につける
からだそうです。
遊ぶとどんな良いことがあるのかというと、
・【選択肢を広げる】
気づかなかった可能性、思いがけない繋がりに気がつかせてくれる。
遊ぶことで自分の枠を壊すことで発想が豊かになる。
・【ストレスを軽減】
ストレスを感じることで
感情を管理している扁桃体の動きが強くなる
認知機能を管理する海馬の働きが弱くなる
↓
物事をうまく考えられなくなる
・【脳の機能の活性化】
脳の実行機能を刺激する。
実行機能…計画、優先順位づけ、予測、決断など
脳の論理的で冷静な部分を刺激する+自由奔放な探究心を刺激
と言うことが書かれていました。
遊びって良いですね!!
バカにできない!!
私は、今まで部活動や公務員試験の勉強など目の前の事でいっぱいいっぱいで、遊ぶことなんか考えてきておりませんでした。
ただ、過去・現在の私を分析してみると、成果を出す為に頑張っていても、柔軟な発想ができなかったり、型にはまった考えしかできなかったり、と堅さが際立っているんですよね。
先ほどもご説明した通り、今まで全く考えもしなかった部分なので、思いついたことはやってみようと思っています!!
睡眠
人は、いくら体力があってもどこかで心身を休めない限り、良い状態でのパフォーマンスを発揮することは難しいのではないでしょうか?
その良い状態にしてくれるのが、睡眠になります。
睡眠以外にも、栄養を摂ると言うのもありますが、体を休めることで日頃の活動をの効果を最大限に引き上げてくれるそうです。
私は、人の1日の生活の中で、削りがちな時間と言えば睡眠だと思います。
活動時間に多少眠くても、カフェインで誤魔化せたり、さらには忙しさから眠気が吹っ飛んだりして、なんとでもなってしまうからです。
ただ、この状態で日々最大限の力を発揮し続けられるのか?
正直、難しくないですか?
私は、現在、在宅勤務をしており平気で残業をすることが物凄くあります!!
最近では、布団に入りたい時間以降まで仕事をして睡眠時間を削っていたと言うこともあります。
ただ、それでは日中に疲労感が出たり、頭の回転が悪かったりと大きくではないものの支障が出ていました。
本に書かれているのですが、睡眠は疲れを取るだけでなく「脳の機能を高め、問題解決能力をアップさせる」と言う働きがあるようです。
となると削れてしまう時間ではあるものの、馬鹿にはできないのが睡眠と言えるのではないでしょうか?
ここまで、物事の選択や遊び、睡眠について書いてきました。
あとは、それぞれ「やるだけ!」なのですが、私はよく経験するのですが予想外のことが間に入り込んだりしませんか?
最後に、その時の対処法を紹介していきます。
世の中は不確実なものだと知る
予想外の内容にもよりますが、無視すると言う方法もありますが、今の私にとても必要なところだと思ったのが、
世の中は不確実なものだと知る
になります。
何故かと言うと、予定を組み立てる時に全て好条件で物事が進むことを計算してしまう(希望的観測)からなんですよね。
ただ、この世の中は私1人で動いているわけでもなく、さらには体調や感情は刻一刻と変化している為、自分の予想通りに事が運ぶなんてないでしょう。
だからこそ、世の中は不確実なものだと知った上でスケジュールを立てたり、行動したりしていくことが必要だと思うのです。
本の中では、時間を見積もる時に1.5時間プラスでかかることを想定すると書かれています。
(個人的には1.5時間ではなくても良いと思います。)
その事で、何が起こっても慌てないように備えたり、予定を組めたりできると思うので、1日のタスクを多く設定しなくて済むと思いますし、その事で余白・余裕のある時間が生まれ、日々落ち着いて生活を送れると思います。
また、かかる時間を多く見積もる以外にも、敢えて余白日を設けて、そこでやれなかった部分を補うというやり方もありますね。
最後に:自分の行動を見直すにはとても参考になる!
本には、上記で挙げた以外にも、
・自分がやる事で大きな効果を得られることに時間を使う。
・自分にとって本当に大事なものをやる。
・選ぶ際は,厳しいルールを決める。
などといったやることを最小限に絞る考え方なども書かれています。
今の私には、この部分も必要ではありますが、最小限に絞っても自分自身を見失う可能性があり、今の私にとっては仕事で成果を出す以外にも「無駄だと思う経験」を通じて世の中を知っていくと言うのが必要だと感じているので、ここはフェーズによって使い分けていきたいと思います。