【あの頃の自分に言いたい!】マネージャーの役割は、組織を円滑に進めることではないか?

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高校野球を観ていると、過去の自分、野球部のマネージャーをやっていた頃の自分を思い出します。

あの時の自分は、<自分がチームに貢献したい>という思いで日々行動していました。

今思い返すと、そんな自分に言いたいことがあるんですよね!

今回は、今の私から過去の私へ言いたいことを書いていこうと思います!

 

 

マネージャーの役割は、チームを見るか?それとも個人を見るか?

今思うと、マネージャーの役割は組織が円滑に進めることだと思います。

私が卒業した高校の野球部の話で言えば、

・遠征の荷物をまとめる
・備品を揃える
・遠征や公式戦において準備する時の役割を決める
・名簿作りや試合日程をまとめる
・保護者と試合日程や荷物、メンバーの確認

といったところでしょうか?

 

当時の私は、選手や監督・コーチの力になることを念頭に仕事をしていました。

それもそれで良いと思います。

高校野球だと打撃や守備の練習をする時にマネージャーがグラウンドでサポートをすることはあります。

選手がそういったサポートをやることで、選手自身の練習時間が少なくなってしまうので、マネージャーの仕事と言っても良いでしょう。

 

マネージャーとは、組織の管理を担う役割(仕事)を指すと思いますので、個人よりは組織全体のことを考えて日々仕事に取り組むのが良いと思います。

 

個人を見た方が貢献欲、承認欲求が満たされやすい

個人に目を向けることで、練習の手伝いが終わった後、ストレッチが終わった後など「ありがとう」と感謝の言葉を聞けると思います。

それが自分自身の気持ちを満たしてくれ、「マネージャーをやっていてよかったな!」、「また頑張ろう!」と思える瞬間でした。

このように自分が行ったことに対して直ぐにフィードバックを得られます。

 

しかし、チーム全体に目を向けることで、そういったフィードバックは得られにくいと思います。

何故なら誰しもが目の前のこと、自分のことに着目しておりチーム全体に目を向けることは少ないと思うからです。

しかも、例えば遠征に行くにしても、忘れ物がなかったり、昼食が準備されていたりと何事もなく、不便なくその時間が進めば誰が何を準備しているのか、などに見向きしないことでしょう。

その為、「貢献したい」と思っていると感謝されるということはないでしょうからモヤモヤは溜まると思います。

 

 

見ている人は見てくれている

周囲の方から「感謝される」ということで「貢献できている」と実感できると思います。

ただ、貢献の仕方によっては「感謝される」ということは得られないでしょう。

しかし、見ている人は見てくれていると思います。

家族からの情報や当時の会話を思い出すと、保護者の方たちは「見てくれていたのかな」と思うことがあります。

 

当時の私は、レギュラーメンバーから必要とされたい、という思いが強かったのですが、レギュラーメンバー全員、に讃えられなくても良いのです。

一部の人から讃えられた方が価値がある気がします。

そもそも、人ぞれぞれ受け止め方や求めていること、というのは異なるわけですから多くの人から感謝されることって稀だと思うんですよね。

上手く説明できないですが、自分が求めている人から必要とされる、よりは見てくれている人から必要とされる、評価された方が本当の意味で自分自身を評価され必要とされている気がします。

 

マネージャーをやっていてやり残したこと

今思えば2つほどできたことがあったと思います。

目の前のことに集中しすぎていたり、無駄なことをしたくない、という思いからやれなかったことです。

 

①選手との会話

私が思っているのは、あくまで会話になります。

ボールの捕り方や打ち方に対するアドバイスとかではありません。

当時の私は、目の前の仕事(作業?)をこなすことでいっぱいいっぱいでした。。。

 

選手のことを知ることで、

・自分たちマネージャーができることは何か?
・どんな情報を持ってきたら選手のためになるのか?
・遠征など仕事分担する時にお願いをしやすい

といったメリットがあります。

チームを見る上でも、選手個人個人を知るのも1つ仕事なのかなと思っています。

それに選手との会話を通じて、何に需要があるのか、何に困っているのか、というのを知ることにもなります。

それに応えたり、改善したりすることでチーム全体の力になることだってあるでしょうから、選手との会話はやりたかったですね。

 

試合があった時のデータをまとめる

まとめることはしていたのですが、新聞社などメディアに出す用にやっていただけで、日々定期的にまとめるということはやっていませんでした。

やらなかった理由は、そもそもデータをまとめたことで何につながるのかがわからなかったからです。

 

しかし、今思えばライバル選手との力の差、チーム事情を見える化することで、選手個人個人のモチベーションアップやチームの戦い方の参考資料、といったことに活用できたと思います。

 

とはいえ当時の私がこんなことを考えられたかというと、そんなことはありません。

思いついたこと、というのは実際にやってみて、形にした上で周囲の反応を見てみる、という考え方ができたらよかったのかな、と思っています。

”成功”、”失敗”というのに囚われていた気がします。

 

最後に

高校野球のマネージャーの仕事は、何をやるにしても「貢献すること」につながると言えると思います。

貢献欲や承認欲求というのをいかに抑え、目の前のことを淡々とやれるか。

チームの中心はあくまで選手なので、そんな選手たちに対してやりやすい環境を作ったり、チームが円滑に回る状況を作ったりする。

それが大事なのかな、と思いますがそれがマネージャーの役割なのではないかと感じます。

 

このことは、当時の私に口酸っぱく言ってみたいですねw

 

ちなみに、必要とされたいと思っていた私に向けて記事を書いているので、是非こちもご覧ください!

【経験談】高校野球、マネージャーとして必要とされたいと思っていた私に伝えたい1つのこと

 

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