私たちはなぜ働くのか?働き方や仕事を見つける為のヒントはこちらから!!

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『なぜ僕らは働くのか』を監修されているのは、テレビなどで時事ネタの解説や経済に関する本を書かれた池上彰さん。

今回は、『なぜ僕らは働くのか』を読んでみたので、感想や気づきを書いていこうと思います。

この本は、文章だけでなく漫画やイラストといった子供でも楽しく、イメージして書かれています。
ただ、現在、お仕事をされている社会人の方でもご自身の働き方が腑に落ちていなかったり、将来設計をしたい、といった方にも参考になる本となっています。

 

 

 

 

『なぜ僕らは働くのか』

この問いに、私たちが今まで学校で教わってきたような「1+1=2」、「794年に都が平安京へ」のような答えというのはないでしょう。

人それぞれなんですよね。自分の中にあるんですよね

この本を読んでもそのような答えはなかったように伺えます。

 

「働く」ということは、

・お金を稼ぐ
・他者貢献、自身の実力アップによる嬉しさ、充実感

など得られることがあります。
特に、私を含め働く理由は、お金を稼ぐということが主な理由のひとつだと思います。
何故ならお金がなければ衣食住といった生きていく上で必要なことを得られないからです。

さらに言えば、スポーツ観戦、旅行などの好きなことがあると思いますが、ここにもお金がかかります。
我慢すればお金をかけない生活だって可能ではありますが、それでは人の心というのは満たされず不幸へまっしぐら。

となると、お金を稼ぐことが1つのポイントになると思います。

 

ただ、お金を稼ぐ為に働くには、どんな風に選択すれば良いのか?

『なぜ僕らは働くのか』では、この部分を漫画やイラストを用いて説明されている本になります。

 

自分の価値観を知ることから

人それぞれ生きていると、

・好きなこと
・得意なこと
・苦手なこと

など感情が芽生えたり、スキルとして身になっていることだってあると思います。

ただ、それを知ることが大事になります。

好き・得意を仕事に繋げるなら、

・人を楽しませるのが好き→営業、芸能人
・サッカーが好き→選手、記者、指導者、広報
・文章を書くのが得意→記者、編集者、ブロガー

といった具合に派生させることができるでしょう。

「好き」や「得意」をもとに仕事を選択するときは、どんな仕事があるのかを知ることで、選択肢が広がると思います。

 

また、働くと言うのは、ほとんどの方が1日の大半を占めるので、嫌々続けると言うのはしんどいことになるでしょう。
健康的に続ければお金を貯めたり、仕事への理解が深められ自信に繋がると思いますので、「好き」や「得意」がないと言う方は「嫌いなことをしない」と言うのも考えても良いかもしれませんね。

価値観や興味の変化に合わせる

人は、移動する先の変化、得る情報の変化などちょっとした変化を通じ、見る世界や感じる世界が変わり、価値観や興味が変わると思います。

しかも、年齢が変われば家族を持ったりなど置かれる状況だって異なることでしょう。

 

そういった変化を感じつつ、それらに合った仕事・働き方を選択するのも大事になると思います。

正社員に拘らず、派遣社員や契約社員、フリーランスや自営業など働き方があります。
また、転職や部署異動をして仕事を変えなくても、副業で興味・関心あることに取り組むと言う手段だってあります。

自身の軸を持ちつつも、その時々に合わせて変化できると、生きやすい人生になると思います。

答えのない問いと向き合い創造する

現在でもありますがこれからの時代、自動化やAIに仕事が代わる、と言うのが頻繁に行われていくでしょう。

自動化したり、AIが仕事をすことで、計算やデータ管理など正確性や迅速さは増すと思います。
いづれはできるようになるのかもしれませんが、自分たちでルールや仕組みを作り出すことはできないようです。
しかも、会話において人の顔色や声のトーン、雰囲気で本音を言っているのか、体調は大丈夫なのか、など感覚的に判断することもできないようです。

となると、私たち人間ができることとして属人化しないルール作りをしたり、新たに自分の力でお金を生み出せる仕組みを作ったりなど創造することが大事になります。

ルールや仕組みづくりというのは、

・Aをやれば1年後には絶対に月100万円稼げる!

といった答えがないので、常に模索する必要があります。

しかし、こういった答えのない問いに対して挑み続けるというのが生きていく上で求められる視点・姿勢になるようです。

先々が不安でも偶然が起きて好転するのが人生

今に目を向けたとき、不安になる方もいらっしゃると思います。
私は、時々「このまま人生が進むのかな〜」なんて考えることがあります。

しかし、自分を押さえ込むことなく物事を選択すると偶然が起きる可能性が高まります。

・好奇心
・持続性
・柔軟性
・楽観性
・冒険心

これらがその偶然を引き起こすのに必要な要素になるようです。

 

Aというのに惹かれ、長く続けることで楽しさがわかる。
その中で、周囲の人のアドバイスを受け入れたり、自身のモヤモヤを解消していくことで上手く物事が進むようになり、「なんとかなる」精神で、挑むことで何かが見えてくる。

こういったことだと思いましが、好奇心というのは失いやすいと思います。
理由は、興味関心を持ったことでも頭の中でイメージしたり、WEB検索して結果を知れることで分かった気になり、満足してしまうというのがあるからです。
事前に調べることをしても、「自分が本当にそう思うのか?そういう結果になるのか?」というのを体感覚で調べに行けると、それが人に話せる経験になったり、見る世界が変わったりし、その後の継続させるのかについての判断材料になることでしょう。

 

 

最後に:やれることをやることから!

スキルや経験など何もない状態で月に100万円稼ぎたいと思っている人が、次の日には100万円稼げるようになっていた。

ということがあれば良いのですが、現実はそんなことは起きません。

やり方は色々とありますが、興味関心あることを知る、好きなことを知るといった自分と向き合う作業をし、調べたり行動したりして自分がどう思うのかを試してみる。

こういった今やれることをやることで、知識や経験が身についたり、新たな出会いに繋がり、新たな感情が芽生えたりして歩む道が見えてくるでしょう。

また、自分と向き合う中で、「本当にこんな風に思っているのか?」、「こんな風に捉えて続くのか?」など迷うことが出てくると思いますが、それでも仮説を立てて、実際にやってみるという検証を通じて確立していけば良いのではないかと思います。

 

 

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