【BBQから学んだ欲の満たし方】欲は1つのことで程々に満たす。もしくは、複合的に満たす。

知人とBBQへ行ったのですが、今回はそこで学んだ欲の満たし方について書いていこうと思います。

BBQへ行くとなると、張り切りませんか?

・たくさん食べよう
・たくさん飲もう
・たくさん楽しもう

などなど、人それぞれ自身の感情を掻き回す何かがBBQというイベントには隠されていると思います。

 

 

食材は程々に用意する

メンズ7人でのBBQで、とある施設を利用したのですが、

・食べ物は、事前に調達し後でメンバーで割り勘する
・施設を利用するにあたり1人にかかる料金は、飲み放題&大人1人分、になる
・施設利用時間は3時間
・テーブルは2つに分かれた

という条件で実施しました。

 

食べ物の調達の際には、必要だと思った食材&量を調達しました。

ですが、この調達した量がBBQ全体で予想していた予算を超えてしまった要因になり、かつ、最終的に参加メンバーで消化できない量となってしまいました。

 

調達した時の心境

調達時には、

・足りなくなるのを防ぎたい
・7人で3時間ならみんな食べるでしょ!

というのを考えていたため、気持ち多めに考えました。

 

 

BBQ終了時には悲惨なことにw

なんと!

大分余らせましたねw
→少なくても、肉を10パック近く、袋に入った焼きそば2袋、焼きそばで使う予定の野菜2袋

 

終了間際になって、多少は無理して食べたのですが結果的に上記の量が余ってしまったのです。

この余った分は、メンバーで持ち帰ることになりました。

しかし、ここで私の中で気になる点が!

それは、BBQ中に常温(焼く場所の近くに置いていたし、その日30℃近くの気温だった)で置いていたので、食材そのものが悪くなっていないかという点が気になりだしました。

参加メンバーの中には、「肉なら大丈夫」と言っていたんですけど、時期が時期ですし、管理状況を考えると、家に持ち帰って食べたとしても食中毒になったら嫌じゃないですか?!

なので、食べることに抵抗があり、みんなで割り勘し、せっかくの食材なんですけどポイっとしてしまったのです。

 

振り返り:そもそもBBQは食べることが目的なの?

BBQの楽しみ方は、人それぞれになります。

しかし、BBQにおける食事は、決してお腹一派にすることではないと思います。

・炭で焼くときの一連の流れ(調理そのもの)
・香ばしい匂い、焼いているときの音が作る場の雰囲気
・焼きながらその人のことを知れるし、会話のネタになる
・みんなで食事をする楽しさ(時間や物事を共有できるという点)

といったところでしょうか?

 

量を食べるというのは、学生の運動部、食事を食べることが趣味の大人、といったところが対象になると思います。

しかし、今回、私が参加したメンバーは、「話すこと」、「イベントそのものを味わう」というのが楽しみだったと思います。

そうなると、食材自体が足りなくなるのはOKなんですよね。

むしろ、足りなくなるくらいがちょうど良いはず。

もし足りなくなることを懸念するなら、そもそもメンバーの楽しみだったり、メンバーにとって最適な時間の過ごし方とは何か、というのを考えてみることで、「食材が足りなくなる」というのは気にならなくなると思いました。
(あの時の私に言いたい!!)

 

調達の時の考慮したかったこと

今振り返ると、テーブル(焼く場所)の分け方というのを考えた上で、買おうとしている食材の量から買う個数を変動させればよかったと思いました。

というのも、結果的に2つのテーブルに分かれたのですが、

・ステーキ肉などパックの中の食材を切って分ける
・1つのテーブルで焼いて、それをお皿に分けてみんなで分ける

というのが可能なのかを見定めておきたかった。

 

調達の時は、基本的にテーブルごとに食材が行き渡るよう2つずつ買ったのですが、上記のことを考えておけば無駄に買うことは減らせたと思います。

ただ何となく買う、というよりは条件を見定めた上で食材を調達したかったと思いますね。

 

 

「まあまあ満たせた」を受け入れる心の余裕(覚悟)を持つ

人の欲は、完全に満たそうとすると限度がわからなくなり、自分を苦しくさせることがあると思います。

今回で言えば、食材が足りなくなることを懸念したくさん調達したことで、

・みんなで持ち帰るという大変さ、面倒臭さ
・残ってしまった分のお金を出費
・少しでも余る量を減らそうとお腹に無理して突っ込んだ

という人によっては苦しさを感じることにつながってしまうと思います。

 

そこで、「まあまあ満たせた、それでOK」と思えるくらいの心の余裕や覚悟があることで、BBQトータルで見ると苦しさを軽減することができるでしょう。

また、その余裕や覚悟があることで「食べること」以外に人と話す、アルコールを飲む、といった楽しさに目を向けられると思います。

 

 

もし「買い過ぎた」と思った時の場の繋ぎ方

もしBBQの途中で「買い過ぎた〜」と思ったら、「施設でクーラーボックスを借りる、もしくは氷を大量にもらう」というのを実施できたら「食材そのものが悪くなっていないか」という心配をしなくて済んだことでしょう。

結果的に持ち帰った食材をポイっとしなくて済んだかもしれません。

 

最後に:欲は程々に満たせるようになりたい

今回は、食事のことでしたが、人からの承認欲求やお金を稼ぐことなど人それぞれ欲というのが出てくるでしょう。

しかし、そういった欲はゴールが無いため、追い求めようと思えばいくらでも追い求めることができると思います。

そうなることで、人に貢献する、お金を稼ぐ、といった本来の目的を忘れ、今自分が抱えている欲を満たそうと必死になり、結果的に苦しくなると思うんですよね。

人の成長を考えると、歯を食いしばる時期というのは大事だと思うんですけど、日々その状態ではなくても良くって、一定の成果を出せればOK,という具合に「自分が思う満たせた状態」より手前で満足できる、欲を満たせていることに気がつくと満足感を得られる状態になると思います。

現在の私の中では、その程度が丁度生きやすいと思っているのです。

 

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