実は、2024年2月末をもって退職しました。
しかも、次の働き口を見つけずにです。
今思うと、それほどまで会社が嫌だったんだなと思います。
これから転職活動が本格的にスタートしますので、その前に改めて会社を退職した理由をまとめていきます。
Contents
【一番はこれ!】道標となる人が不在になり、不安を感じたから!
2023年は、私の会社の管理部門の人たちが10人近くも退職しました。
その中には、私の上司もいます。
上司が優れている方だったのかは分かりません。
しかし、その人がいたからこそ最終的な決断ができたり、営業部隊も動けていたりしたと思います。
代わりの人がいないのかとそうではありません。
ですが、その方は私と同じような業務をやっています。
マネジメントしたり、業務の抜け漏れだったりを確認することはできていません。
なので、私が取った行動・判断が合っているのか、間違っているのか、ということがわからずに月日が過ぎていくのです。
私からすると、それって怖いと思うんですよね。
私の思い込みで判断したことが実は間違っていた、しかもそれが半年とか後になってわかるとかなると、お客様や営業部隊、チームメンバー、といった多くの方達を巻き込んでミスをしていたことになります。
私だけで済むなら良いのですが、色々な人に波及することで手間を煩わせてしまうので、私はそれが嫌です。
また、頼る先がいないことによって安心して仕事ができないので、「間違えられない」という不要な重荷を背負ってしまうことだってあるので、私の中では頼って良い存在がいることがいかに大事かが分かりました。
何故急に辞めたのか?不透明感を感じた
道標となる人がいなくなってしまった以外にも、急に人が辞めていった理由・原因が全く分かりませんでした。
辞めた人達の中にはIPOを目指して入った方達もいたので、それなりに覚悟を決めて入社したはずです。
しかし、そんな人達が辞めたとなるとどんな理由・原因があるのか?
会社にどんな問題・課題が隠されているのか、というのが見えず不安に感じたのを覚えています。
【これがベンチャー気質ということなのか?】経営層の考えが理解できなかった
管理部門の人達が抜けた後、社長をはじめとする人達は、気にする素振りを一切しませんでした。
挨拶だってしないですし、何か向こうからの依頼をやったのにそれに対して感謝だってしない。
決して労って欲しいとか、気にかけて欲しいとかそういうことではないんです。
しかし、1社員なのに、外部の人間として扱われているというか、同じ会社の人間として見られていない感じがして嫌な気分になりました。
それに、平気で新しく入った役員クラスの人に「今いる人数は多すぎる」と言ったり、オベレーションをはじめ仕組みが整っていないのに平気でアウトソーシングしようとしたりする。
別にアウトソーシングをすることは賛成なんですよね。
何故ならアウトソーシングができるということは、それだけ仕組みが整っているということだと思うので、多少なりとも営業部隊は仕事がやりやすくなるはずです。
なので、むしろアウトソーシングして欲しかったんですけど、頓挫しました。
経営層からしたら、管理部門、なかでも私が所属していた部署はコストになるでしょうし、簡単な部署だと思っていたと思うので、アウトソーシングをしようと思ったのかなと思っています。
上場したい理由は何なのか?
全体MTGでは、上場する、とか言っていましたが、本当に上場したいのか疑問でした。
それは、お金の使い方、人材の扱い方、といったところでしょうか。
上場を目指すと言うわりには、私が入社した3年前と変わっていない。
変わっているとすると、それは人が入れ替わっているだけ。
経営層は、本当に何を目指しているのか、というのが全く見えず。
お金の使い方は、社長が使いたいように使えば良いと思いますが、会社として進みたい目標があるならそこに向けて投資をした方が良いと思うんですよね。
もちろん、システムを入れ替えるなど大規模な投資となると直ぐにはYESとは言えないでしょう。
しかし、備品を入れ替えたり、オフィスの環境を整えたりなどそういったところならそれほどお金だってかからないと思うので、できたと思いますがやらないので、社員のことを考える、ということはしないんだな、と感じました。
色々と書いていますが、私はあくまで一般社員の目線で話しているにしかすぎません。
社長のように組織を束ねる人には、その人の苦労や悩みだってあるはずです。
「情」と言うのは大事なのかもしれない
人によって様々だと思いますが、給料やスキル・経験など得たいと思って仕事をすると思います。
特に、給料のように目に見えたり、転職する際に売れたりなど「これを得られた!」と思える何かって大事だと思います。
それと同じくらい「情」と言うのも大事なのではないかと思います。
私たちはあくまで「人間」と言う生き物であり、「人間」というのは感情的な生き物だと思います。
だからこそ、給料は安くても「この人のためなら」、「家族のために!」といった感情的なところに揺さぶられることがあるんじゃないかなと思ったりします。
人が続々と辞めていく、しかも管理部という目には見えないけど組織を支えているような人たちが抜けた時に、社長や副社長のような経営層の人たちが一般社員に何か一声かけにく、業務内容を伺いにいく、といったことをしていたらそこに情が動いて「頑張ろう」と思えたかもしれません。
ならば「その人たちを見返してやれば良い」、「そんなことを言っていないで目の前の仕事をやれば良い」と思ったことだってあります。
ですが、頑張ってしまって組織を良くすると場合によっては「今の人数で十分」と思われかねないです。
また、正直な話、当時、私がいた環境をどう変えれば良いのか、どう変えれば自分たちも営業部隊も仕事をやりやすくなるのか、というのがわかりませんでした。
いや、そこまで考えようと思えなかった。
何故なら、そこまでする意味を感じれなかった。
これって今では甘えだったのかな、と思う時があります。
これってただの言い訳だよな…、とも思う時だってあります。
今は、離職中ですが次こそ�ゃんと「仕事」というのをやってみたいものです。
辞めるキッカケは先輩社員の声からだった
ここまで会社、特に経営層への不満が爆発していますねw
今振り返ってみると、辞めるキッカケは先輩社員の方とお話しした時でした。
それ相応の会社を見てきた方達だったので、一言ひとことには重みを感じましたので、「辞めた方がいいよ」と言われた時には「早く辞めないと!働く意味を感じられない…」と働くモチベーションが落ちていました。
「言わなきゃ良いのに」と思われるかもしれません。
しかし、私からすとそんな会社の一面があるのか、と勉強になりました。
また、それまで会社を見てきて「なんか引っかかるな」と思っていた原因が分かったりしたので、非常にありがたい視点でした。
ただ、この世の中にはクリーンな会社で仕事するって難しいと思います。
それは、人それぞれにとって定義や好みが異なるので。
むしろ、クリーンな会社を作っていくのが仕事であり、管理部門の仕事なのかもしれません。
今振り返ると転職後、自分にとって不快に感じる場面があった際は、どう立ち振舞うか、どう解釈するのか、というところ次第なのかなと思っています。
相変わらず人の言葉に左右されやすいw
実は、一緒に働いていた同僚からも「この会社やばいよね〜」という話が物凄く多く出ていますw
私は、そう言った言葉を間に受けてしまって「早く辞めないと!」と思ってしまった節もあります。
今後、人の言葉に振り回されぬよう受け止め方、というのを学んでいきたいと思います。
先が決まっていないのに離職した理由
それは、仕事と転職活動の両立が難しいと思ったからです。
私の性格と所属していた部署の休みの取り方や業務分担を比較すると、休みにくいと思ったんですよね。
デイリーでやることだってあるし、有給を取るにしても5の倍数は避けないといけないし、有給以外で休みを取るとなった時、恐らく私の性格上、罪悪感を感じてしまうことでしょう。
経済的なところは、何とかなりそうな気がしましたし、一番は私が仕事をしながら転職活動をしている時に、メンバーが辞めるというのは避けたかったんですよ。
上司が抜けて以降、みんな辞めたがっていた。
冗談やその場のノリで言っていたと思います。
しかし、そうとも思えず本気度が高そうだった。
人は簡単に増えないと思っていたので、どうしても残ったメンバーで分担せざる終えないでしょう。
しかも、残るメンバーのモチベーションはそれほど高くないので、分担がしにくくなるので誰かしらに偏る可能性が。
そんな状況で果たして転職活動と仕事を両立できるのか。
面接の準備や書類作成をしながら、自分の過去を振り返りたいですし、求人選定だってちゃんとやりたいと思っていたので、トータルで考えたら離職して転職活動を進めることがベストな選択だと思ったのです。
最後に:今後の会社選び
とは言えですよ。
ここまで書いてみると、管理部が機能している会社、を選ぶことが今回の転職活動を始めた原因を解決すると思います。
しかし、そんな会社が私に巡り巡って現れるのか?
未経験で転職しようとしているので、少なからず組織や教育体制が整った会社に行くというのは、競争率が高いでしょうから難しかったりします。
なので、前職のような会社もあることを想定して、心の準備をした上で転職活動を進めていきたいと思います!