皆さんは、普段の仕事でパソコンを使用する機会があると思いますが、中には自らパソコンを準備する方がいらっしゃると思います。
その方は、モニターを選ぶときに「解像度」という言葉を聞き、さらには「HD」と「FHD」というのも見聞きするのではないでしょうか?
今回は、「解像度」、「HD」、「FHD」について説明していきます。
解像度とは?
引用:Amazon
解像度を説明する前に、モニターの仕組みを簡単に解説していきます。
モニターには、よ〜く見ると小さな点が縦・横に並んでいるんですよね。
これをドットや画素(ピクセル)と呼ぶのですが、沢山あると詳細な画像・映像を映し出されるんです。
ここから、解像度の話になるのですが画面上にドットがいくつ並んでいるのか?、というのを表す言葉になります。
解像度を変化させると…
解像度を高くすると、ドットの数が多くなるので画質がはっきりとし、表示される範囲が広がります。
1680✖️1050
解像度を低くすると、ドット数が減るので画像が粗くなり、表示される範囲が狭くなるので文字やアイコンが大きく見えるようになります。
1024✖️640
これらは、私が画面の大きさをドラックして変更したというよりは、画質を変更してこのような見方になっています。
大分変わりますね。
ただ、ここで言えるのは文字が大きければ見やすい、1画面上で沢山の情報を得られた方が良い、ということではないのかと思いました。
ここまでくると、HDとFHDの違いも想像つきますかね。
それでは、以下より説明していきます。
HDとFHDの違いは?
引用:PAKUTASO
HDとFHDの違いは、解像度の違いになります。
HD
解像度は、1280×720になります。
HDは、動画サービスでよく使われる解像度になります。
また、「ハイビジョン」という言葉をお聞きされた事があると思いますが、それはHDのことを指す言葉になります。
タブレットやパソコンで見た時に、当たり障りなく見れるため特段不満に思わないと思います。
ただ、後に紹介するFHDと比べると画面に粗さが出る為、見づらさは感じるかもしれませんね。
FHD
解像度は、1920×1080になります。
「フルHD」や「フルハイビジョン」という言葉をお聞きされた事があると思いますが、FHDのことを指しています。
現在、解像度の主流はFHDになっており皆さんがよくお使いになるであろうYouTubeはFHD対応となっております。
また、ブルーレイで見られる方もいると思いますが、ブルーレイはFHDのことを指しています。
解像度が高ければ良いってことなの?
以上より解像度について説明してきましたが、解像度が高ければ不満なく作業したり、動画を視聴したりできると思いませんか?
しかし、そうとも言えないんですよね。
動画コンテンツを観たり、作ったりするとなると視野が広い方が情報量が増え、画面の位置を変えたりする手間が省けます。
しかし、解像度が高い状態で文字入力などをすると文字が小さくなってしまうい見づらくなるので、疲れが出やすかったり、間違いを引き起こしやすくなったりすることもある為、解像度が低い方がよかったりします。
また、解像度を上げることで情報量が増えますが、ということはネットワーク上において情報を持ってくる量が増えるので回線に負荷がかかる事による映像遅延につながることもあります。
さらには、消費する電力も増えるのでパソコンのバッテリーの減る量が加速することにもつながります。
これらを踏まえ、優先順位を考えた上でモニターを選択されるとご自身に最適なモニターを選定する事ができるのではないでしょうか?
最後に
モニターの見やすさは、解像度が関係しており、さらには解像度はモニターを使用する目的に沿って選ぶ事が大事だということを記載しましたが、いかがでしたでしょうか?
在宅勤務やオフィス勤務される方は、場合によっては2画面で使用される方もいれば、デスクトップパソコンを使用していて、モニターだけ買い替えたい、と言った方がいらっしゃると思いますが、今回の記事はそのような方に役立てられたら嬉しいです!
今後もITに関する記事を書いていきますのでよろしくお願いします!!